というわけで、イタリアと日本の暮らしの差を毎月突きつけられて愕然とする記事、今月のホームパーティーメニューは、
「田舎のつる棚の木陰で友人たちと食べる初夏のプランツォ」です。
毎月、庶民の暮らしからは激しくかけ離れた美しい戸外のパーティー。
撮影場所は、リミニ近郊(エミリア・ロマーニャ)の中世の集落、サン・レオにあるアグリトゥーリズモ、ロカンダ・サン・レオーネ。
店のwebページはこちら。
サン・レオは崖の上にある美しい要塞で知られる集落。
カリオストロ伯爵が亡くなった場所で、まさにカリオストロの城。
サン・レオの要塞
この村の1軒のアグリトゥーリズモの庭を貫く1本道は、ぶどうのつる棚で覆われていて、その下に並ぶテーブルで食事を取ります。
つる棚の下でパーティー
初夏の料理の最初の1杯は、トマト、いちご、スイカのスムージーで喉の乾きを癒し、
プリーモ以降はマーレ・エ・モンティな料理のオンパレード。
スイカのスムージー
FRULLATO DI ANGURIA/スイカのスムージー
角切りにしたスイカ・・450g
皮をむいて半分に切ったライム・・1個
ローズマリーの葉・・1枝
・材料をミキサーにかける。
・グラスに氷を入れて冷やし、スイカの果汁を注ぐ。
これにさらにトマトといちごを加えて、白いバスケットに入れた赤いスムージーは、うっとりするくらいゴージャスです。
写真はこちらのページ
前菜はパーネ・カラザウに生ハムを挟んだピアディーナ風。
パスタは、アサリ、ズッキーニのフリット、ボッタルガのスパゲットーニSPAGHETTONI CON VONGOLE, ZUCCHINE FRITTE E BOTTARGA。
材料/6人分
スパゲットーニ・・500g
下処理した冷凍アサリ・・1kg
ズッキーニ・・4本
ボラのボッタルガ
にんにく・・4かけ
バジリコ・・1束
EVオリーブオイル
塩、こしょう
・ズッキーニを輪切りにし、油1/2カップとにんにく2かけで揚げる。
・同じ油でこんがり二度揚げしてもよい。
・油を切って塩とバジリコを散らし、油は取っておく。
・残りのにんにくを潰して鍋に入れ、水大さじ3、油大さじ2、アサリを加える。
・蓋をして火にかけ、時々鍋をゆすりながら熱する。貝が開いたら火から下ろして2/3は殻から出す。
・汁は漉して殻から出したアサリにかけ、再びフライパンに入れる。
・パスタをゆでてフライパン加え、さっとなじませる。
・ズッキーニを加えて混ぜ、皿に盛り付けておろしたボッタルガを散らし、殻つきアサリを加える。
・ズッキーニの揚げ油少々とこしょうをかける。
ズッキーニのフリットのパスタと言えば、カンパーニアはネラノの1品が有名。
リチェッタは次回に。
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