2022年7月5日火曜日

ドイツではちょっと形がいびつな麺ができても、自家製手作り麺の証明と胸を張る。でも、シュペッツレは手で生地に全く触らない麺でした。シュペッツレマシーンで作ります。

    今日の料理はトレンティーノのプリーモ、スイスチャードのシュペッツレです。

トレンティーノは一般的なイタリアのイメージからは遠く離れた山の世界。
別名南チロルとも呼ばれ、リンゴとスペックがおいしいくてスキーやウインタースポーツの本場でドイツにとても近い地方です。
トレンティーノ

トレンティーノ地方の料理。
3位に選ばれていたのがシュペツレspätle。

イタリアでは滅多にお目にかからない料理で、シュペッツレのリチェッタを訳すことはほとんどありませんが、ドイツではあらゆる料理に付け合わせとして添えられていたような記憶があります。
ドイツ料理はドイツ語で。でも、残念ながら何言ってるか全然わからない。

基本は小麦粉、卵、水の生地で、これをおろし金のような穴の開いた型を通して熱湯に落としてゆでます。他にも刀削麺のように削る方法などいろいろあります。
シュペッツレの型はシュペッツレマシーンだって。ドイツ語で言うと、どんなマシンなのか期待感が高まるなあ。ちなみに英語だとシュペッツレメーカー。テンション下がる~。

おまけの動画は、ドイツ系テクノバンド、スノッグのシュペッッレ・マシーン。



リチェッタの日本語訳は今月の(CIR)P.4です。

トレンティーノ風シュペッツレ。


今回は、まず麺に注目してみてみました。次回はソースです。

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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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