「総合解説」2018年11/12月号発売しました。
最初の記事は、『クチーナ・イタリアーナ』11・12月号のリチェッタです。
クリスマスと新年の2大イベントがある12月は豪華な食材の料理が増える時期。
そのせいか、今月は、始めてイクラのパスタが登場しました。
ちなみにこらのページでクリスマスの食材として挙げているのは、イクラの他に、アンコウの肝にコウイカの卵。
長年訳してますが、これだけたっぷりイクラを使ったパスタのリチェッタを訳すのは初です。
サケとマスの違い自体よくわかっていないけど、鮭の卵という言い方はしない。
『クチーナ・イタリアーナ』では“サルメリーノ”の卵と呼んでいた。
マスの卵を絞る↓
イクラと組み合わせたパスタは手打ちのタリアテッレ。リチェッタは「総合解説」2018年11/12月号p.4
もう一つ、ピスタチオも組み合わせてさらにゴージャスに。
しかもピスタチオペーストは手作り。
ピスタチオのペーストは、麺にもソースにも加えています。
ピスタチオと言えば、シチリア料理。
ピスタチオのペーストのスパゲッティ
ピスタチオの緑色が麺に加わると、イクラのオレンジが際立ちます。
材料/4人分
スパゲッティ・・320g
殻むきピスタチオ・・200g
羊のリコッタ・・大さじ1強
バジリコ・・4枚
パルミジャーノ・・40g、塩
EVオリーブオイル・・50ml
・ピスタチオ、パルミジャーノ、バジリコ、オイルの半量をミキサーにかけ、残りのオイルを加えて均質のペーストにする。
・パスタをゆでる。
・フライパンにペーストを入れて弱火にかけ、リコッタとパスタのゆで汁を加えてクリーミーなソースにする。
・ゆで上がったパスタとゆで汁を加えてあえ、皿に盛り付ける。
マスの卵のスパゲッティSpaghetti e uova di trota
マスの卵の動画はあってもイクラのパスタはない。
・マスの卵から膜を取り除く。
・エシャロットのみじん切り少々を油とバターで炒める。
・卵を加えて弱火でさっと炒める。
・生クリーム大さじ2を加える。
・スパゲッティを加えてあえる。
どうやらサケ・マスの卵を生で食べるという習慣がない。
この料理はクリスマス料理になるくらいかなり画期的なリチェッタだった。
マスの卵を食べる↓
ビネガーをたらしてパンと一緒に。
そう言えば、プーリアでウニをパンとワインと一緒に食べた時も悪くない、と思ったものでした。
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