2020年1月21日火曜日

百年続く大ヒット料理、フェットゥッチーネ・アルフレード

今日はフェットゥッチーネ・アルフレードの話。

アメリカで大ヒットしたローマ生まれのパスタだそうです。
聞いたことがあるようなないような・・・。
サーレ・エ・ペペ
の記事によると、この料理は約1世紀前にオープンしたローマのリストランテ・アルフレードの、バターであえたシンプルなパスタです。

たまたまこれを食べた二人のハリウッド女優が、この料理を気に入って周りに紹介し、口コミが口コミを呼んでどんどん知れ渡り、100年後の今では、世界中に知れ渡りました。ただしハリウッド経由なので、その文化圏に縁のない人はまったく知らないという、今時の若者文化についていけないチャンバーには身につまされる話です。

リチェッタを見てもなんでこんなにバズったのか、まったく理解できない料理です。ハリウッド女優の影響力がすごい、というのはよくわかりますが、特に有名な女優でもなかったようで、100年経った今でも、ローマのアルフレードを人気店にしているほどの強い影響力を持っていた理由は、まったくの謎です。
リチェッタの日本語訳は「総合解説」に載せました。

個人的には、この料理の秘密はお客の前でマンテカーレするという、サービス方法にあるのではと考えています。客の前でカメリエーレが料理の仕上げをするというと、シーザースサラダが思い浮かびますが、この手法にアメリカ人は弱いようで、皿にバターとパルミジャーノとゆでたてのフェットゥッチーネをのせて、頑固な職人のようなカメリエーレがひたすらマンテカーレして優雅に盛り付ける、というパフォーマンスは、このシンプルなパスタを10倍美味しそうにしています。
盛り付け


今でもアルフレードでは1日に15kg、週末には40kgのフェットゥッチーネが出るそうです。
有名店にはつきものの本家争いも起きています。リチェッタの権利を主張する店もあるそうです。
今でもローマにあるアルフレード

ロンドンのストリートカルチャーの発信地、カムデン・ロックで進化を遂げていたフットゥッチーネ・アルフレード。

おまけの動画
シーザースサラダ

どうせやるならこれくらい本気でやらないとね。この人、髪型が素晴らしい。

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総合解説
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