2つがどう違うのかは、いくら考えてもズバリな答えは見つからないので、今は無視します。
語源はクロスティーニはトーストで、ブルスケッタはブルスカーレ(炙る)、という程度で、ほぼそっくり。
リチェッタを訳していると、料理の最後にペースト状にした料理をトーストにさっと塗ってクロスティーニにして添える、という表現はよくあるけど、ブルスケッタにして添える、という表現は、今まで出会ったことないです。
クロスティーニのリチェッタは無数に見つかるけど、ブルスケッタのリチェッタはなかなか見つかりません。
今日もリチェッタはイタリア料理初心者のバイブル、
ブルスケッタBruschetta
ブルスケッタはイタリアの伝統的な前菜で、軽く乾燥したパンから作る。一番シンプルなものは熱いパンににんにくをこすりつけてEVオリーブオイルをかける。
これにトマトやきのこ、なすなどの具をのせる。
材料/12個分
パーネ・プリエーゼなどの田舎パン・・大6枚(半分に切る)
にんにく・・1かけ
EVオリーブオイル
トマトとバジリコのブルスケッタ:
熟したトマト・・4個
ちぎったバジリコ・・大さじ1
ブルスケッタ・・4枚
きのこのブルスケッタ:
EVオリーブオイル・・大さじ2
ミックスきのこ(スラテスしたポルチーニ、ピオッパレッリ)・・400g
潰したにんにく・・2かけ
タイム・・小さじ山盛り1
ブルスケッタ・・4枚
・ブルスケッタを作る。パンをトーストか炭火でこんがりグリルして両面ににんにくをこすりつけてオリーブオイルをたらす。
・トマトとバジリコのブルスケッタを作る。トマトを粗く刻み、バジリコと混ぜて塩をする。これをブルスケッタにのせる。
・きのこのブルスケッタ。熱した油できのこを強火で炒めて塩、こしょうする。きのこをは数回に分けて炒めて水分が出すぎないようにする。
・きのこの水気が飛んだらにんにくとタイムを加えて1分炒める。ブルスケッタにのせて熱いうちにサーブする。
・なすのブルスケッタ:やや厚くスライスにしたなすの両面を柔らかくなるまでグリルする。
・にんにく、油、レモン汁、ミント、塩でマリネ液を作る。
・皿に並べたなすにマリネ液をかけて最低30分マリネする。
・ブルスケッタになすを2枚ずつのせてマリネ液小さじ1をかける。
クスティーニではなく、クロストーネという言い方もあります。
次回は面白いクロストーネのリチェッタを訳します。
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「総合解説」
『クチーナ・レジョナーレ・ソフィー・ブラインブリッジ』
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