2025年11月6日木曜日

シチリアのビアンコマンジャーレはアーモンドミルクから作る。ルーツのフランスでは牛乳から作るブランマンジェ。


シチリアのドルチェの話、続けます。
今日のお題は“ブランマンジェ”です。
イタリアの地方料理についての深い洞察が面白い本、『マニュアーレ・デル・ボルギジャーナ』

によると、
「アーモンド、ピスタチオ、リコッタ、蜂蜜がシチリアのパスティッチェリーアの
主役たちで、ほとんどすべてがアラブからやって来て、修道院へと移っていった。“ビアンコマンジャーレ”は、昔のフランス生まれて中世に普及した食べ物で、ベースは鶏胸肉、米、牛乳、しょうが、砂糖、ラルドなどがベースと、アラブ由来の食べ物とは明らかに別物。
名前の由来は、牛乳やアーモンドから生まれることによるその色と純粋さ。ヴァッレダオスタ地方ではブラン・マンジェと呼ばれ、生クリーム、砂糖、板ゼラチンがベースです。シチリアのビアンコマンジャーレはアーモンドがベース。シチリアの中心地のラグーザでは、牛乳、砂糖、コーンスターチ、レモンの皮のクリームをテラコッタの型に入れて冷やし固め、刻んだアーモンドやピスタチオやシナモンを散らします。

ビアンコマンジャーレ・シチリアーノ。

ビアンコマンジャーレをフランス風に言うならブランマンジェ

ラグーザ

シチリアのドルチェの話をする時に必ず登場するのがラグーザなどシチリア南海岸。とても魅力的な地方です。次回はその話。


0 件のコメント:

プロチダ風スカローラのピッツァ。

(CIR)の記事、“世界に伝わったイタリア料理”は、イタリア移民として世界中に広まったイタリア人が、故郷の料理をよりどころに貧しさや偏見に耐え、イタリア料理を世界中に伝えたことを知ることができる衝撃的な記事でした。  ローマのユダヤ人街で食事をした時、お客はみんなあの小さな帽子を...