ジェノバに初めて足を踏み入れて、さあ、フォカッチャを食べようと思っても、フォカッチャ屋が思っていた以上に多くて、しかもどこも行列ができていて、最初はどこにもぐりこもうか、どう注文したらいいのか、ちょっと戸惑うはず。
でも、フォカッチャ屋の行列は、個人的にジェノバで一番好きな光景。朝起きて焼き立てのフォカッチャを食べられるなんて、夢のような生活。
そしていつももどかしく思うのは、フォカッチャと一般的なパンの違いはなにか、という質問に明確な答えがないこと。
フォカッチャには、主にジェノバ、ヴォルトリ、レッコの3つの流派があります。
ヴォルトリもレッコもジェノバの隣町。
ジェノバのフォカッチャのライバル的存在、ヴォルトリのフォカッチャ。
誰もが認める街でお勧めの店は、プリアーノPriano。
朝2時に起きて4時にオーブンに火を入れる生活をずっと続けているという家族経営の店。
型に入れて焼くのではなく、50cm〜4mに伸ばして焼くのがヴォルトリのフォカッチャ。
ジェノバの人気の老舗、アルティコ・フォルノ・デッラ・カサーナantico forno della casanaのフォカッチャ。
フォカッチャの食べ方、参考になります。
ジェノバのフォカッチャ。
ヴォルトリVoltriのPrianoのフォカッチャは、ストリートフードのお勧め本、『ストリート・フード・アッラ・イタリアーナ』
『リグーリアの発酵生地』の中でもヴォルトリのフォカッチャを取り上げています。
レッコのフォカッチャはフレッシュチーズ入りでイーストが入らない生地。
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