2024年12月10日火曜日

グラニータは、さすがに真夏のシチリアで食べたいけど、冬ならペーストで代用できるかも。ポーチュラカのペーストが初登場。

さすがに8月号の料理は冷たいものが多く、この季節だと凍っちゃいそう。
来年の8月向けだと思って訳してました。
最初の前菜は、“トマトとローストなすのグラニータ”。冷たそうですねー。
夏野菜を冷たく食べるには、という発想が詰まってます。

グラニータは、シチリアが生んだ傑作。
レモンやコーヒーだけじゃなく、野菜もグラニータになります。キュウリのグラニータ。

シチリア流グラニータの食べ方。お団子付きのブリオシュパンが欠かせません。

マンゴーのグラニータ

トマトのグラニータ

(CIR)の1品は、トマトのグラニータ、ローストなす、オイルサーディン、バジリコのソースという夏野菜が主役で冷たい料理なのに、バカンス感満載の1品でした。
でも、さすがに寒い。
でグラニータに代わるのが、ペーストです。(CIR)8月号の2品目は、“ポーチュラカのペースト”。
ポーチュラカは、日本語だとマツバボタン、食べられるんですね。
きれいな花をつける野草という割には、野菜みたい。栄養的にも優れていてむしろ健康食品。

ポーチュラカ

ポーチュラカのペーストのシャラティエッリ。

ポーチュラカのリチェッタを訳したのは初めてですが、意外と普及してるみたい。

トマトのグラニータにはなすのローストなどのコクのあるものを組み合わせるのがいいみたい。ポーチュラカのペーストはケッパー、オリーブ、レモン風味で地中海の味そのもの。これをクロスティーニに添えてベジタリアンな前菜に。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2022年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
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