「総合解説」のイタリア料理の基礎シリーズという連載記事は、現在牛肉編の真っ最中ですが、だんだん高級な部位に移っていき、今月の4月号で取り上げたのは背肉でした。
その中でも美味しそうなのが、フラコステのビステッカ。
ステーキのソースは、サルサ・サポリータという抽象的な名前だったので訳に困りましたが、ブロードにハーブ、白ワイン、バルサミコ酢を加えて煮詰め、ハーブを取り除き、小麦粉をつけて焼いた肉のフライパンに入れたらオリーブとケッパーを加えてなじませるという、イタリアンなものばかりでできています。
(写真)
ビステッカにする牛肉の部位はフラコステ。
これは、背肉の頭に近い部位。
ちなみに尾に近い部位は、コントロフィレット。
背肉のイタリア語は、ご存じロンバータ。
さらに記事では、骨付き背肉の第6肋骨~第13肋骨の間から切り取るコスターテも紹介しています。
コスタータ
↓
フィオレンティーナはキアニーナ牛の子牛の背肉とヒレ肉をT字型の骨をつけて厚さ4㎝以上にカットしたもの。
フィオレンティーナ
↓
フィオレンティーナのタリアータは、なんてゴージャス(写真)。
これらの部位の写真と記事の原文はこちら。
BUEとMANZO、VITELLONEの違いも説明されています。
ブーエとマンゾの違いなんて考えた事なかったですが、全然違うものだったんですね。
記事には関係ないけど、生のフィオレンティーナを見ると、香ばしく焼き上がった姿を見ないと満足できません。
見ているだけで幸せになりますねー。
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ
↓
次号の5月号は、ヒレ肉ですよー。
-------------------------------------------------------
“牛の背肉3種”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年4月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2016年3月3日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
厳しい地方、カラブリア州。
(CIR)のリチェッタのテーマはコンテンポラリーな地方料理、プーリアの次はカラブリアです。 カラブリアの地理。ブーツの形のイタリアのつま先の部分。山と丘陵、そして海からなるバジリカータ。美しい地方ですが、よく聞く形容詞はaspraな地方という言葉。厳しい場所、という意味。その手つ...
-
今日のお題は豚肉のリブロースのグリルです。 イタリアで子羊肉のアッロスティチーニが大流行している様子を見るにつけ、羊飼いのいない日本ではなあ・・・、と思うのですが、子羊以外にも炭焼きグリルにすると美味しい肉、もちろんあります。 イタリアのバーべキューの定番は、豚肉のコスティーネ、...
-
今日は、イタリア料理業界の最先端とは無縁の地方の村を紹介します。 ずばり、バジリカータのポッリーノ国立公園です。 イタリア人でさえ、よく知らないというバジリカータの、国立公園の、標高1000m以上の山の中にあるド田舎、もとい、大自然に囲まれた古くて素晴らしい集落です。 ...
-
軽い気持ちで手にとった本、『 スーゴとソース 』 ところが、考えれば考えるほど、わからなくなってきました。 スーゴって何?ソースって何? “スーゴ”は、イタリア料理の基本の言葉の一つ。 スーゴ・ディ・カルネsugo di carne、 スーゴ・ディ・ポ...
0 件のコメント:
コメントを投稿