今日のお題はワイン、タウラージです。
どこのワインかというと、カンパーニア。
タウラージというのはカンパーニアのアヴェッリ―ノ県の町。
イルピニア地方にあります。
イタリアを代表する美食家でワイン評論家のヴェロネッリは、イルピニアのワインのもっとも輝く宝石、と形容しました。
アヴェッリ―ノ
タウラージはイルピニアの黄金、とも言われてます。この地方の経済は完全にワインがベース。
タウラージはアリアニコという品種のぶどうから生まれるワイン。
タウラージの歴史は、紀元前181年、古代ローマがリグーリア・アブアー二族を移住させたことがきっかけになって、誕生しました。
移住した際、エトルリア人の地元のブドウ栽培のシステムにギリシャのぶどう品種を置き換えて受け継いだのです。
さらに紀元前12年のフィリッピの戦いの後、タウラージ地方は退役軍人に与えられ、マチェドニアに伝わったギリシャのぶとうを栽培するようになります。
どうやらタウラージの歴史を知るには、古代ローマの戦いのことまで知る必要があるみたいですね。紀元前の戦いのことなんて、知りたいとも思わないので、大体はこの時点で脱落しますねー。登場人物も、聞いたことない人ばかりで、何度wikiを読んでも全然頭に入ってきません(汗)。
フィリッピの戦い
でも、この時点でカンパーニアにはリグーリア人がエトルリアやギリシャのワイン醸造の技術を伝えていたことはなんとなくわかります。
そしてぶどうはアリアニコです。
アリアニコについて語る人は、専門家過ぎてウンチク多め。
マチェドニアに伝わったギリシャのぶどうの一つ、アリアニコ。
このぶどうから造られるワインは、ローマ帝国の中でも上質のワインでした。
アリアニコの話、次回に続きます。=================================
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