2022年5月21日土曜日

パーネ・カラザウで作るパーネ・グッティアウとパーネ・フラッタウ。

今日の料理は(CIR)8月号のアンティパストの2品め、パーネ・グッティアウpane guttiauです(日本語のリチェッタはP.2)。
サルデーニャの伝統的パン、パーネ・カラザウで作るシンプルなスナックで、(CIR)にある通り、グッティアウとはgocciolato(滴り落ちる)という意味。
パーネ・カラザウにオリーブオイルなどをかけてリッチにしたタイプです。
パーネ・グッティアウを商品化して販売した人がいました。
キャッチコピーは揚げていないフリット。
なるほど、薄いパーネ・カラザウはチップスみたいです。

パーネ・フラッタウpane frattaruもパーネ・カラザウを使った料理。
パーネ・グッティアウが一番シンプルなバージョンだとしたら、パーネ・フラッタウは一番手の込んだバージョン。サルデーニャを代表する料理の一つでもあります。


パーネ・カラザウはどうやらかなり自在にアレンジできる食材のようです。
グリバウドの地方料理シリーズ、グランデ・クチーナ・レジョナーレ・イタリアーナの『サルデーニャ』

にリチェッタがあったので訳してみます。

まずはパーネ・グッティアウのにんにく風味pane guttiau all'aglio

材料
パーネ・カラザウ・・8枚
にんにく・・2かけ
EVオリーブオイル、塩、こしょう

a.小さなボールににんにくを入れてフォークで潰し、塩、こしょう、油大さじ8を加えて混ぜる。
・オーブン皿にパーネ・カラザウを並べてa.をかけ、表面に均一に広げる。
・180℃のオーブンで3分焼き、すぐにサーブする。

※地元のサルーミとチーズの盛り合わせに添えてもよいし、コース料理に添えてもよい。

次はパーネ・フラッタウpane frattauです。

材料/
パーネ・フラッタウ・・4枚
玉ねぎ・・1個
ホールトマト・・600g
バジリコ・・4枚
サフラン・・1袋
卵・・4個
ブロード・ディ・カルネ(できれば子ヤギのブロード)
おろしたペコリーノ・サルド
EVオリーブオイル、塩、こしょう

a.玉ねぎのみじん切りを油少々でソッフリットにし、トマト、バジリコのみじん切り、水少々で溶いたサフラン、塩、こしょうを加える。蓋をして弱火で20分煮る。
・その間に鍋にたっぷりの湯とビネガー大さじ1を沸騰させ、皿に割った卵を滑り入れる。4分ゆでて穴あきレードルで取り出す。
・パーネ・カラザウを沸騰したブロードに浸して取り出し、くし切りにして皿に敷く。
・aのトマトソース、をかけておろしたペコリーノを散らし、落とし卵1個を加えてサーブする。
※ブロードは湯で代用してもよい。

子ヤギ肉のボッリートとパーネ・フラッタウ↓
ゆで汁(ブロード)はパーネ・フラッタウに使うので、この料理はセットで作ります。

子ヤギ肉はサルデーニャで放牧されていたものが最適。

サルデーニャの羊飼い



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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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ローマのトラットリアでサルティンボッカを食べながら王子様と恋に落ちるなんて、アメリカのOLの夢はデカイなあ。

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