今日は、今月の「総合解説」で訳していて面白かった記事、マッチャの話です。
マッチャmatcha、そう抹茶です。
昔は「ミルク?レモン?」と聞いたものですが、今は「緑?黒?」なんだそうです。
そして人気なのは緑だそうです。
テ・ヴェルデです。
紅茶はテ・ネロで、どちらも学名チャノキの葉ですが、テ・ネロは発酵させて特有の香りを生み、テ・ヴェルデは逆に発酵の過程を抑えています。
ネロと比べてカフェインは・・・
と、ミニ知識とうんちくがたっぷり詰まった記事で、テ・ヴェルデの中でもパルム・ドールに値するのがマッチャだと、すごい高評価。
マッチャに対するかなり専門的な知識を紹介し、しかも、マッチャは至高のお茶と、恥ずかしくなるほどの称賛ぶり。
高い抗酸化作用があり、色素としても使え、金と同価値があったスパイスや香りの良い染料のように貴重だ、と言っています。
ここまでマッチャ推しの記事には初めて出会いました。
日本の食材の浸透ぶりは目を見張る物があります。
そういえば、先日訳した某シェフの料理には umami di pomodoroなんて言葉が登場してました。
海辺の漁師料理を出す人気トラットリアの料理でした。
ウマミ、この言葉が広まるのも早そうです。
リストランテ・ウマミなんて店もあります。
最近、和食の食材やテクニックが怒涛のように広まっているのを感じます。
次は何がくるかなー。
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“マッチャ”の記事の日本語訳は、「総合解説」2018年6月号に載っています。
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2018年11月9日金曜日
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