今日はリグーリアのパスタの話。
『サーレ&ペペ』6月号で、ボルディゲーラ(インペリア)のラ・ヴィア・ロマーナというレストランのシェフ、ピーノ・フランゼーさんが、パンソッティのリチェッタを紹介していました。
店のホームページはこちら
www.laviaromana.it
パンソッティ Pansotti とは、リグーリアの詰め物入りパスタ。
こんなパスタ
www.flickr.com
“パンソッティ”という名前は、「太鼓腹」という意味の“パンチュート”が語源。
詰め物の定番は、リグーリアの野草のミックスの“プレボッジョン preboggion ”と、“プレッシンスア prescinseua ”と呼ばれるカード(凝乳)。
どちらも手に入りにくい素材なので、ボッラジネ(ボリジ)とリコッタなどで代用するのが一般的。
サルサは、くるみのサルサが定番。
形はさまざまありますが、三角形のものが有名。
作り方の写真
www.prezzemoloefinocchio.it
リグーリアには、いろんなパスタがありますねえ。
●トレネッテ trenette
アサリのトレネッテ, photo by Paolo Piscolla
トレネッテとじゃがいもを少量の湯でゆでるという、ちょっと変わった作り方のペーストのトレネッテ
●トロフィーエ trofie
さやいんげんとじゃがいものトロフィーエ, photo by Su-Lin
トロフィーエの作り方
●コルゼッティ corzetti
www.flickr.com
元々は、貴族の紋章を押していました。
●テスタローリ testaroli
www.veganblog.it
テストでテスタローリを焼く
どのパスタも、ペースト・ジェノヴェーゼと相性がバッチリ。
ペースト・ジェノヴェーゼのスパゲッティ, photo by lucadea
ジェノヴァのパラーティフィーニ協会という団体が、ペースト・ジェノヴェーゼ選手権というのを開催しています。
2008年の優勝者は、カリフォルニアの韓国系アメリカ人、James D. Bowienさんでした。
優勝者はアメリカ人、と伝えるニュース
www.primocanale.it
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関連誌;『サーレ&ペペ』2006年6月号
“ピーノ・フランゼーシェフ”のリチェッタは、「総合解説」'06&'07年6月号、P.22に載っています。
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2008年7月18日金曜日
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1 件のコメント:
なんか、どれもエミリアロマーニャとかトスカーナとかにもありそうだけど、リグーリアなんですね。おいしそう…
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