2026年9月30日水曜日

カゼルタのモッツァレラはなぜ有名なのか。ナポリとは気候も人の考え方も違うので、水牛のミルクもナポリとは違うのでした。

(CIR)1月号でカゼルタのお薦め店として紹介されたRistorante Gli Scacchi。店のwebページはこちら。そしてその料理は、“野菜のシュトルーデル”。
下の動画でスローフードのシェフとして、店でインタビューを受けているのは、店のオーナー夫妻のジーノとマリレーラです。二人の娘で現シェフはヴァレンティーナ。マリレーナは地元の食材、特に野菜の使い方が評価されているシェフです。
(CIR)でリチェッタを紹介している店の人気料理は“野菜のシュトルーデル”。動画の中でのマリレーラの説明にもかなりの情熱が込められていますが、自家菜園の野菜や地元の名物、地元の小さな生産者の商品を詰めたクロスタをシュトルーデル仕立てにした1品です。動画ではチャンボッタと呼んでいますね。

Ristorante Gli Scacchi

チャンボッタはナポリ料理。夏野菜の煮込み料理。南イタリア各地で作られていて、イタリア移民が多いアルゼンチンにも伝わってます。

チャンボッタ


ちょとごった煮のようなとても素朴な料理ですが、これを店では生地に詰めて生地を編み込んでかぶせ、見た目にも洗練された料理にしています。詰め物は、水牛のモッツァレラのフォンドゥータなど。水牛のバターも使われています。

水牛のバター


水牛のモッツァレラの造り手が語る、水牛からできるもの。ナポリの水牛農場は見たことあるけど、そこよりもっと素朴で、自然に囲まれているような・・・。水牛はカゼルタの気候に順応するために、長い時間をかけて変化していったのでした。だから、ナポリとカゼルタでは、モッツァレラも違うのでした。


ナポリからの小旅行先のお薦め、カゼルタ。次はナポリのものとモッツァレラ食べ比べてみたい。


このブログは(CIR)2024年1月号の料理、“野菜のシュトルーデル”の解説です。日本語のリェッタと写真はP.8
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『クチーナ・イタリアーナ』誌ですが、昨今の為替レートや送料の高騰、雑誌出版社の販売方針の変更などの諸条件が重なり、価格の維持が不可能となり、残念ながら、2024年以降の取り扱いを終了することにいたしました。(CIR)の定期購読は1月号から12月号までの12冊の解説ですが、取り扱いが不可能になった場合は『サーレ・エ・ぺぺ』など他の雑誌に換える場合もあります。その場合でも(CIR)の作成は続けます。
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