標高40mの地に住んでいると、ヨーロッパアルプスの最高峰、標高4800mのモンブランの麓にある山岳リゾート、クールマイヨールのおもてなし、と言われても、ピンとこないなあ。
でも、ここ数日動画を見漁っただけでも分かってきました。この地方は高級リゾート地です。世界中からやってくる人も、基本、リッチな人々。
モンブラン。
標高40mの小さな丘の上でも、坂に囲まれて大変、と毎日ヒーハー言ってる身からすると、アルプスの暮らしは、あくまでも妄想の範囲を出ませんし、山のチーズも、もちろん食べたことありませんが、山のミルク、バター、山羊のチーズには興味あります。
上質なチーズは味覚に刺激や快感を与えます。チーズから漂う牧草の香りも、質の良さの証明。牧草の香りがするチーズは中程度以上熟成させたもので、ミルクの風味はまだあるが軽くなり、バターの風味が強くなる。アロマは草や植物の香りに発展し、干し草や野原の香りを感じることもある。牧草の香りのチーズには、様々なタイプがある。食後のチーズプレートの主役にもなるし、料理に使えば熱くて強い、エレガントな味が引き出される。
山のチーズは、フォルマッジョ・ディダルペッジョとか、フォルマッジョ・ディ・マルガなどと呼びます。アルペッジョとは山の牧草地という意味。
アルペッジョの草を食べた牛のミルクは特別。
ラスケーラはクーネオ県北部にある湖の名前。標高900m以上の高地で生産される。牛の生乳を使う山の香草の香りのチーズ。生地は柔らかく、口の中で溶ける。
濃い牛乳と飼い葉の香り、アルプスの草や放牧地の香り。若いうちはデリケートで、熟成に従い味が濃くなり、軽い辛味も出てくる。
溶けやすいのでフォンドゥータにしたり、パスタやニョッキにも合う。
マルガは山小屋のこと。高山地方の牧歌的な雰囲気の中にある山小屋は、夏山で放牧中の羊飼いや牛飼いが料理やチーズを作る場所。山を訪れる観光客の目的地。
ヤギのミルク。
マルガの暮らし。
マルガの一日。
スペック。
マルガのバターやチーズ。
イタリアのアルティジャナーレ精神の傑作。
この話は、(CIR2023年8月号)の記事、“アルプスのおもてなし”の解説です。記事の日本語訳と写真はP.28。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
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この話は、(CIR2023年8月号)の記事、“アルプスのおもてなし”の解説です。記事の日本語訳と写真はP.28。
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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
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クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
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