小麦粉の製品に関してはイタリアはガチですよ。ピッツァを生んだ国の小麦に対する向き合い方は、テロワールという言葉まで引き合いに出して本気です。『ガンベロ・ロッソ』の記事によると、小麦がどのように栽培されているか、イタリアを代表する有名ピッツァイオーロたちは、品種や栽培している農家ことをもっと知りたいと常に考えています。小麦畑に面したかまどがある農場、という例えがありましたが、ランゲには、小麦畑に粉屋を建てたと語る小麦粉メーカーがいます。小麦粉の分野で上質という概念と有機栽培のメリット、天然の石臼で挽いた粉の味と栄養価を広く知らしめた最初の造り手の一つだそうです。農家と粉屋とシェフ、パティシエ、ピッツァイオーロを結び付けたパイオニア。ランゲで3代に渡って石臼で挽く粉を造っているマリーノというメーカーです。
ムリーノ・マリーノ。トリノとジェノヴァの間にあります。小麦粉造りに情熱を捧げてます。
さて、パンの事を語ると熱くなるイタリア料理界隈ですが、中でもトスカーナは、パンを使った人気の郷土料理がたくさんあります。その一つがクロスティーニ。
なんでこんなことを説明してるのかというと、フィレンツェでは白か黒かというのは重要な問題だったんです。クロスティーニにも黒と白があります。
ちなみにダンテはフィレンツェ生まれで、代々白の皇帝派でしたが、後に教皇の考えで、フィレンツェから追放されます。黒か白に属することは、追放されることまである真剣な問題でした。
グエルフィvsギベッリーニ。
クロスティーニ・トスカーニ。
当然赤もある。
クロスティーニ・ビアンキの対極にあるのがクロスティーニ・ディ・カッチャ。野鳥のクロスティーニ。
野鳥のパテのクロスティーニ。野鳥のレバーのクロスティーニはトスカーナの伝統料理。
次回はリチェッタを訳します。
今日の話は(CIR2023年8月号)の料理、“エビのマリネ、ズッキーニ、玉ねぎのクロスティーニ”の解説です。料理の日本語のリチェッタと写真はP.2。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
【地方料理、シリーズ】
new 『イジニオ・マッサーリ』
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クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)、(CIR2021年12月号)、(CIR2022年1月.号)、(CIR2022年2月号)、(CIR2022年3月号)、(CIR2022年4月号)、(CIR2022年5月号)、(CIR2022年6月号)、(CIR2022年7月号)、(CIR2022年8月号)、(CIR2022年9月号)、(CIR2022年10月号)、(CIR2022年11月号)、(CIR2022年12月号)、(CIR2023年1月号)、(CIR2023年2月号)、(CIR2023年3月号)、(CIR2023年4月号)、(CIR2023年6月号)、(CIR2023年7月号)、(CIR2023年8月号)
(hpはシステムのトラブルで長期間更新していませんでしたが、サーバーが終了するようなので、今月で閉鎖しました。ブログは残ります。)最新情報はすべてブログでお知らせします。
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