サルデーニャのパスタの話の続きです。
パスタの形は想像力次第で無限に広がるもの。
オリスターノ県モルゴンジョーリという村の伝統パスタ、ロリギッタスlorighittasは、硬質小麦粉と水の麺を細長く伸ばし、指に巻きつけてリング状にし、さらにねじる、という手間暇かけたパスタ。
地元の人でも1kg作るのに4~5時間かかるそうです。
これをさらに数日乾燥させます。
伝統的には11月1日の諸聖人の日に食べるパスタですが、クリスマスや新年の料理にもピッタリです。
サルデーニャの言葉でリングという意味の“ロリガloriga”が語源。
こんな形。
↓ロリギッタス作り
↓地鶏のトマト煮のロリギッタス
↓ヤリイカ、アサリ、ズッキーニ、ボッタルガのロリギッタス
ブオン・アッペティート!
というわけで、2011年はサルデーニャのパスタでしめくくり。
今年も一年、ありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いします!
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関連誌;『ガンベロ・ロッソ』2009年6月号
“サルデーニャのパスタ”の解説は、「総合解説」'08&'09年6月号に載っています。
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