今月の「総合解説」のグルメガイドは、プーリアを、ネロ・ディ・トロイアをテーマに巡る旅。
ネロ・ディ・トロイア、別名ウーヴァ・ディ・トロイア。
なんでも、プーリアの上質な赤ワインになる代表的な土着品種の一つだそうです。
何年か前までは、プーリアの赤といえば、ネグロアマーロとプリミティーヴォあたりだったような気がしますが、いつの間にかネロ・ディ・トロイアも世間に知れ渡っていました。
ネロ・ディ・トロイア。
『ラ・クチーナ・イタリアーナ』誌によると、プーリア北部で栽培されているこのぶどうは、歩留まりの良い丈夫な品種ですが、タンニンが強いため、数年の熟成は必須で、使いこなすのが難しいと考えられていました。
色が濃いのも特徴でした。
ネロという名前もその名残です。
伝統的にはモンテプルチャーノとブレンドして弱めて使うぶどうでした。
プーリアの多くのdocgワインにも使われています。
それが最近は、カンティーナの研究が進んで、ネロ・ディ・トロイア100%のぶどうも作られるようになったそうです。
2011年に決まった2つの新しいカステル・デル・モンテdocg、
カステル・デル・モンテ・ロッソ・リゼルヴァと
カステル・デル・モンテ・ネロ・ディ・トロイア・リゼルヴァのベースの品種でもあります。
自然と美味しいものに恵まれた、カステル・デル・モンテの地方の隠し玉ワインだったのですね。
ネロ・ディ・トロイアのPV。
このワインは地元の食文化とセットで体験すると、素晴らしが増します。
↓
偶然ですが、PVに登場しているピエトロ・ジートシェフは、記事の中でも紹介しています。
料理より畑に興味があると言い切る、個性的な人。
もう一人登場して郷土愛を熱く語るペッペ・ズッロシェフのリチェタは、来月の「総合解説」に登場します。
さらに、PVで強調していたのがフェデリコ2世。
世界的には神聖ローマ皇帝のフリードリヒ2世としてのほうが知られています。
世界遺産のカステル・デル・モンテを初めとして、ネロ・ディ・トロイアの産地には、この偉人の遺跡があちこちに残っています。
ネロ・ディ・トロイアはフリードリヒ2世にも愛されたワインでした。
さらにこの地方は、イタリアの穀倉地帯と呼ばれる小麦の産地で、美味しいパンとオリーブオイルがあり、冷蔵庫に入れてはいけないチーズ、ブッラータの産地でもあります。
記事には、お勧めのブッラータやパンの店の情報も、レストランやワインバーの情報もあるし、もちろんネロ・ディ・トロイアのワインを作っているカンティーナの情報もあります。
各カンティーナにどんな名物ワインがあるかまで載ってますよ。
まさに至れり尽くせり。
次のプーリア旅行の資料に、ぜひどうぞ。
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“プーリア”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年3月号に載っています。
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2016年2月1日月曜日
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