今月は、「総合解説」の発売が遅れております。
申し訳ございませんが、もう少々、お待ちください。
実は、「新着書籍」のご案内も、多少、滞っております。
早くご紹介したい本があるのですが、今月は、すでにいっぱいいっぱい。
何しろ運気が絶不調なもようで、PCが調子悪い、ネット接続が調子悪い、というのをだましだまし切り抜けてきたのですが、とどめにトイレが詰まる、というわけで、踏んだりけったりの日々を過ごしております。
PCよりトイレの調子が悪い方がダメージが大きいということを初めて知りました。
でもおかげで、最近の節水型トイレのつまりの解消方法を見事マスターできました。
つまりがボコッと抜けた時のあの快感・・・。
たまりませんわー。
というわけで、言い訳はこのくらいにして、今日は、早く紹介したい本をちらっとご紹介。
カルロ・クラッコシェフの本、第3弾です。
イタリアで2014年11月に出版されました。
第3冊目にして、イケメンシェフの写真だけで表紙を飾ってきましたねー。
でも、中身は決して奥様向けじゃないです。
バリバリ、プロのイタリア料理人向けです。
この人の本は、いつも、タイトルがかなりひねってます。
1冊めは、『SE VUOI FARE IL FIGO USA LO SCALOGNO』
2冊めは、『A QUALCUNO PIACE CRACCO』
そして今回は、『Dire , fare, brasare』
うーん・・・、「言え、やれ、煮れ」とか(笑)。
深く考えるのも面倒なので、今回は訳さずに、『ディーレ・ファーレ・ブラザーレ』ってこととにさせていただきました。
ご注文の時、面倒だったら『ブラザーレ』でもOKです。
でも、別にブラザーレの本じゃありません。
今回も、彼の料理哲学のすべてを若手に伝えたい、という思いがあふれ出た、読みごたえのある1冊です。
副題は、「11のレッスンと40のリチェッタ、料理のランクを上げるすべてのテクニック」
写真は少なめで一般的な料理書とはまったく違いますが、
一流を目指す人にはとても深い内容の、じっくり読む本です。
世界中からイタリアのナンバー1シェフと認められている彼の料理哲学に興味のある人には、前2冊と合わせて、お勧めします。
次回は、内容を少し訳してみます。
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