2025年7月9日水曜日

マイルドな味の白身魚はアレンジも自在。北や南の名物食材と組み合わせたり、イタリアの代表的ストリートフードのポルケッタも、白身魚で応用できる。

今日のお題は“白身魚”。
(CIR)のリチェッタに登場する白身魚は、タイ、アンコウ、ハタ、シタビラメ。
白身魚にはハーブとレモン風味が定番ですが、(CIR)のオラータorata料理は、
“スモークパプリカ風味、マンゴーのサラダ添え” 。(CIR)の日本語のリチェッタはP.26。

タイのグリル

自家製スモークパプリカ

スモークパプリカとレモンを揉み込んだタイをオーブンで焼き、マンゴーのサラダを添えるという多国籍料理。
マンゴーのサラダ


自由な発想ですねー。
次のアンコウのボッコンチーニは、衣をつけて揚げ、ケッパーとフィノッキオのソースを添えるという、とても地中海風な料理。(CIR)の日本語のリチェッタはP.27。

アンコウ料理の定番は、ラルド巻きやスペック風味。
アンコウのボッコンチーニのスペック風味。

材料/
アンコウ・・400g
スライスしたスペック・・100g
下処理したプンタレッレ・・300g
ザクロ・・1個
コーンスターチ・・大さじ1
パルミジャーノ・・100g
にんにく・・1かけ
オイル漬けアンチョビ・・2枚
ローズマリー・・1枝
塩、オリーブオイル

・おろしたパルミジャーノ、にんにく、ハーブのみじん切りでチャンベッラを焼く。
・アンコウを一口大に切ってスペックで巻き、フライパンで焼く。

パルミジャーノのチャルダやプンタレッレのサラダを添えて、アンコウをスペックで巻くなど、南や北のイタリアの名物食材を自在に使いこなした1品。

アンコウのポルケッタ

材料/4人分
アンコウ・・800g
パンチェッタ・・180g
にんにく・・2かけ
白ワイン・・1/2カップ
パン粉・・20g
ローズマリー
塩、こしょう

(CIR)のリチェッタ、“ハタのポルケッタ―タ”の日本語のリチェッタはP.28。

ポルケッタはその名の通り豚肉の料理、でもこれを魚で応用するリチェッタもたくさんある。
ポルケッタはイタリア中部の名物で、イタリアのストリートフードの傑作。
アリッチャのポルケッタ

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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