「総合解説」5月号を発売しました。
まずは2ページの“5月の食材”のページから。
ヌビアの赤にんにく。
↓
トラパニの自然保護地区の塩田の近くのヌビアで栽培されているにんにくです。
日本でも栽培されているんですね。
他のにんにくよりアリシンが多いので風味が強く、トラパニ風ペストには欠かせません。
ペスト・アッラ・トラパネーゼ
↓
地中海料理大学長のリチェッタ。
歴史背景の説明など、さすがにとても学術的。
中盤からキャリアウーマンとおじちゃまの漫才みたいになってるけど
↓
トラパニ風ペストはシチリアの言葉だと、アッギアータ・トラパニサ。
アッギアータはにんにくのこと。
トラパニ風ペストのポイントはにんにくなんですね。
次はアカシアの花のフリット。
きれいな花ですね。フリットにして食べるんだ。
イタリアにはまだまだ知らない食材がたくさんあるなー。
-------------------------------------------------------
“5月の食材”の日本語訳は、「総合解説」2015年5月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2017年9月14日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ラビオロ・アベルトは、スパゲッティ・ボンゴレのモダンバージョンになるか。
海のパスタ、2品目は“アンコウと野菜のラビオロ・アベルト”です。日本語のリチェッタは(CIR6月号、P.21)。 ラビオロ・アベルトは、マルケージが考案した革命的パスタ。 パスタにイタリアンパセリの葉をはさんで伸ばし、レースのように美しい模様にしたのが特徴で、マルケージの唯一無二...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
2 件のコメント:
アカシアの花のフライ(フリット)、昔から日本でもよくやりまーす!ほのかに甘くて風物詩です。
日本でも揚げて食べるんですか。
初めて知りました。
ほのかに甘い・・・。
なんだかゴージャスな一品ですねー。
コメントを投稿