今日はイスキア島の料理の話。
よく言われることですが、イスキア島で農民文化や料理が生まれる島の魂があるのは、海ではなく、島の内陸部。
バカンスの島になる前は、農業が主な産業でした。
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島で最初に人が住んだ地区、ラッコ・アメーノ。
動画はこちら。
最初の住民は、ギリシャ人でした。
島で一番大きな住宅地区、フォリオ。
動画はこちら。
島の喧騒から離れたイスキアの最も知られていない地区の入り口、サンタンジェロ。
動画はこちら。
イスキア料理。
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島の料理に、バカンス客が好むカンパーニアの名物料理がミックスされて、都会的で派手な見た目の料理が次々と考え出されているようです。
そんな料理の一つとも言えるのが、グラニャーノのイカリング型パスタとイカの料理、カラマラータ。
イスキアやナポリでは、ヤリイカの旬、つまりちょうど今頃の秋から冬の料理。
偶然、今月の「総合解説」で取り上げたパッケリの記事を訳していて知ったのですが、パッケリやカラマラータのような直径が大きくて内側と外側があるパスタは、乾燥させる時に特殊な技術や経験が必要なので、作るのが難しいんですね。
なので、今はグラニャーノの代名詞のようになっています。
つまり、カラマラータは、おいしいパスタを作る伝統とイカをよく食べる地方ならではの料理なんです。
イスキア風カラマラータ。
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カラマラータはパッケリより幅が細いので、むしろ扱いやすいかも。
そしてもちろん、はるばるイスキア島まで行って、これを食べなかったら後悔する、という料理が、島一番の名物料理、うさぎ肉のイスキア風。
2500年前にシチリアからイスキアに移り住んだ人たちが、当時島にたくさんいたうさぎを使って作ったと言われる料理。
ポイントは、この料理の主役、島の野草。
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グルメガイド“イスキア”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年9月号に載っています。
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2 件のコメント:
以前、ナポリの家族と夏のイスキア島に家を借り、一か月過ごしたことがあります。家の家主が隣に住んでいて、なんとイスキアの白ワインの生産者。ワインはほぼ飲み放題。ナポリの住人はヴァカンスには車を持ち込めないので、買い物はいつもバス。ナポリのSignoraが私の料理の師匠だったので毎日新鮮な魚を港に一緒に買いに行っていました。二人の娘のfidanzatoも一緒で、大勢で泳いで、料理をしての毎日。このウサギの煮込みは8月15のferragostoに食べるとかで家主が私たちに作ってくれました。勿論おいしい白ワイン付き。カラマラータも食べたな~。イスキアはカプリと違ってとても庶民的で昔の船橋ヘルスセンターみたいなところもあり、一日券を買えば中のレストランで食事をして、fangoマッサージにいろいろな種類の温泉が楽しめてリーズナブル。道の横には90度の温泉が流れていて高温注意の看板が。イスキアの温泉はとても熱いのです。
サンロレンツォの夜、流れ星をたくさん見て、おいしい楽しいヴァカンスでした・・・。
Italiamamaさん
うらやましー。イスキアで1ヵ月、料理とワイン三昧のバカンスですか。
カプリより庶民的な雰囲気、伝わってきます。
『イル・ポスティーノ』を観て以来、いつかプロチダに行きたいと夢見ているのですが、その前にイスキアだなー。
面白い体験の話、楽しみにしてます。
もっと教えてくださいねー。
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