2018年5月16日水曜日

新年の開運食材

総合解説」2016年1月号発売しました。

1月号は、当然ながら、新年の料理の話題が多いです。
毎年1月号には、年末年始に食べる縁起物の話題が登場するのですが、今年は“年越しのホームパーティーメニュー”という記事の中に、縁起物をどうやって食べるのか、そのサーブ方法が写真付きで語られていました。
年が変わる瞬間を祝うというのは、日本もイタリアも共通ですが、その瞬間を遠出して祝う人と、家庭で迎える人がいるというのも日本と一緒。
海辺や広場に繰り出すのも楽しそうですが、都会の住民は、家庭に友人を集めてちょとお洒落してパーティー、というのもありだそうで。
今回訳した記事は、ミラノの中心部の住民の新年の迎え方、というもの。
プチゴージャスで、ちょっとだけ伝統的、という、典型的な都会に暮らす現代のイタリア人の暮らしぶりを再現しています。
さて、新年の縁起ものですが、ぶどう、ざくろの粒、塩味のアーモンド、オリーブ、蜂蜜とローズマリーでカラメッラートしたくるみを、それぞれ小鉢に盛り付けてテーブルに並べておきます。
客はスプマンテがベースのカクテルを飲みながら、これらの縁起物を取り分けてつまむビュッフェスタイル。

『サーレ・エ・ペペ』誌には毎号イタリアの都会や田舎の暮らしが分かるような美しい写真がたくさん載っています。
雑誌の定期購読もお勧めです。

開運のザクロのカクテル
 ↓


イタリアの新年に欠かせない開運食材は、ざくろとレンズ豆。
ワインにざくろの粒を入れるだけでもOK。
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ぶどうは年が明けた夜中に12粒食べます。
1粒が1ヵ月分。
ドライいちじくと栗も縁起物。
さらにスパゲッティ、スプマンテに大ウナギも。
細長い麺は長寿を連想させるからだそうです。
年越しスパゲッティもありかも。

えーと、今は5月でしたっけ。
最近は、春だか夏だか分からない陽気で、
完璧に季節感を失っています(汗)。



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“年越しのホームパーティーメニュー”の記事とリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2016年1月号に載っています。
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