そういえば、日本では産業革命のなんちゃらが世界遺産の候補になりましたが、同じタイミングで、イタリアでは、ナポリのピッツァが世界遺産候補に決まりました。
あれ、まだ世界遺産じゃなかったんだ。
世界遺産立候補決定を伝えるニュース
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そこで今日はピッツァの話。
今月の「総合解説」から、新しい雑誌が加わりました。
いつもイタリアから面白い話題を伝えてくれるsegnalibroさんが見つけてくれた『Pizza & core』という、ピッツァ業界の専門誌です。
内容は、ピッツァ業界にかかわる各社のプロモーション。
最初の記事は、その中から、ナポリの有名製粉業者、カプート社(webページはこちら)の提供ページを訳してみました。
カプートのPV
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ナポリのピッツェリーア・ピッツェ・エ・ピッツェPizze e Pizzeのリチェッタです。
お店の情報はこちら。
店主のジェンナーロ・チェルヴォーネさんはピッツァアカデミー(webページ)の講師も務めています。
ピッツァは“Nidi d'Uccello/小鳥の巣 ”という名前で、ちょっと変わったロールピッツァ。(写真)
一見、ピッツァには見えないですが、調理パンとして普通に美味しそう。
カプート社提供の別のビツァイオーロのピッツァ・ナポレターナの作り方の動画
その1、古風で芸術的な生地作り。
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その2
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モッッァレッラがぐつぐつぃってるピッツァが食べたい。
隔月刊の雑誌なので、今後は『クチーナ・エ・ヴィーニ』と交互に登場予定です。
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ピッツェ・エ・ピッツェの“ジェンナーロ・チェルヴォーネ”氏のリチェッタは、「総合解説」2012年11月号に載っています。
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2015年5月14日木曜日
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