今日は(CIR7月号)から前菜の2品め、“ミニ・カネデルリとプッタネスカのスーゴ”です。
カネデルリはトリンティーノの料理。ドイツ語のknödelをイタリア語にするとカネデルリと言います。チロル地方の農民料理。
カネデルリ
堅くなったパンを各地の名物食材と混ぜて団子にした1品。
トレンティーノ地方はスペック、チーズ、ミルク、シブレット入り。パンの代わりにそば粉のポレンタを使うバリエーションもあります。組み合わせるワインはピノ・ビアンコ。
そば粉のポレンタ
プッタネスカはナポリのクラシックソース。ラツィオにも広まってます。
イタリアを代表する喜劇役者トト。彼はナポリ出身で、ナポリの伝統を具現化したような人と思われていた。映画『Poverty and Nobility』の有名だけどちっょとショッキングなシーン。
つまりこの料理は、中央ヨーロッパと南イタリアの組み合わせという、なかなか画期的な料理なのです。最初は全然気が付かなかったけど・・・。じっくり料理を見てみると、なかなか面白い料理でした。
ベースはカネデルリ。パンのニョッキです。
リチェッタではヘーゼルナッツ大となってるけど、これは特大サイズなのか、テニスボール大くらいあるよね。ブロードでゆでるのが伝統的リチェッタだけど、(CIR)のカネデルリは小粒にして揚げます。そしてスーゴ・プッタネスカをたっぷりかけます。
スーゴ・プッタネスカは、やっぱりパスタによく合うと思うけど、パンのニョッキにもよ~く合います。
パンのニョッキという山の料理もナポリのソースをかけると夏の料理になります。
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