イタリア料理ほんやく三昧

クレアパッソの「総合解説」のビジュアルガイドと、イタリアの料理雑誌やwebから、イタリア料理、イタリアワイン、イタリア旅行の面白い記事を紹介するブログ

2025年6月20日金曜日

ローマ帝国の中でも上質のワインと評価されていたタウラージはアリアニコのワイン。その評価の普及にはフィロキセラも一役買ってます。

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今日のお題はタウラージ。 タンニンが強いのが特徴のカンパーニアのイルピーナ地方の上質ワイン。 アリアニコというぶどうから造られるローマ帝国の中でも上質のワイン。 北と南は比べられることも多くて何かとライバル関係。 南の代表、ナポリのワイン、タウラージは、北のワインバローロにたとえ...
2025年6月19日木曜日

南のバローロと呼ばれるなど、何かとバローロと比較され、食通に愛されるワイン、タウラージ。その歴史は古すぎて、紀元前から始まる。

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今日のお題はワイン、タウラージです。 どこのワインかというと、カンパーニア。 タウラージというのはカンパーニアのアヴェッリ―ノ県の町。 イルピニア地方にあります。 イタリアを代表する美食家でワイン評論家のヴェロネッリは、イルピニアのワインのもっとも輝く宝石、と形容しました。 アヴ...
2025年6月18日水曜日

カタローニャとパルミジャーノを組み合わせるレッジョ・エミリアの名物、エルバッツォ―ネ

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カタローニャのことを知れば知るほど、イタリア人あのほろ苦さがどんだけ好きなのと思います。苦さの美味しさが分からない人はおこちゃまと言いながら、苦みを軽くする方法はさんざん考えられてきました。多分、野草のカタローニャは野原で摘めばただだから、冬の田舎料理の主役なんでしょうねえ。 エ...
2025年6月17日火曜日

パルミジャーノとビエトラを組み合わせたエミリア・ロマーニャ地方、ランドゥーヤとカタローニャを組み合わせるカラブリア地方。ホロ苦野菜の食べ方もバリエーション豊か。

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(CIR2月号)の記事“カタローニャ”から、カタローニャを使った各地のリチェッタを見てみます。 まずは“カタローニャとベーコンのエルバッツツォーネ”(日本語のリチェッタはP.28)。 エルバッツォーネはエミリア・ロマーニャ州レッジョ・エミリアのフォカッチャの一種。 野草とパルミジ...
2025年6月16日月曜日

ほろ苦さが特徴のプンタレッレ(カタローニャ)だけど、この苦みを消す方法も数々考えられてきた。そして定番になったのが、にんにくとアンチョビで調味するローマ風。

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おこちゃまにはあのほろ苦さを好きになるのは無理、と思ってるイタリア人ですが、あの苦みを和らげる方法というのも、数々考え出されていて、やっぱり苦手なんじゃん、ということはバレバレです。 というか、そもそも苦いのも辛いのも苦手なおばちゃんもいます。 カタローニャの産地として知られるラ...
2025年6月14日土曜日

カタローニャは、ほろ苦い野菜、チコーリアの一種。野菜の苦さは子供や味覚が未熟な人には絶対合わない、というのがイタリアの一般的な見解。

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(CIR2月号)の食材2品目は、カタローニャ(記事の日本語訳はP.27)です。 記事はかなり辛口で、この苦みのある野菜のことをイタリア人がとう思っているのかが、ズバリ書いてありました。 それは「幼児や味覚が未熟な人には絶対に合わない」という、かなりイタリアならではの上から目線。 ...
2025年6月13日金曜日

山小屋のチーズ、アジアーゴ、リチェッタのベースは、代表的な山の料理、フォンドゥータ。

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今日はアジアーゴのリチェッタ。 (CIR2月号)のリチェッタは、“アジアーゴのスフォルマティーニ、フォンドゥータがけ”。 アジアーゴのフォンドゥータ。(日本語のリチェッタはP.26) アジアーゴはベネトのチーズですが、ご存じの通り、ベネチアのあるベネトは海、潟、高原、山と、とても...
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自己紹介

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日夜クレアパッソの解説書制作に奮闘中。イタリア料理書専門ネットショップ、クレアパッソcreapasso.com主催。「総合解説」はイタリアの料理雑誌の地方料理の記事とリチェッタを日本語に訳したものです。
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