今日のお題はズッキーニ。
ズッキーニには色々な形がありますが、代表的な丸ズッキーニは“トンダ・ディ・ニッツァtonda di Nizza”
詰め物をするのに最適。
ズッキーネ・リピエーネZucchine ripiene。
材料/
丸ズッキーニ・・4個
ジュリエンヌに切ったじゃがいも・・1個
ミニトマト
EVオリーブオイル
バジリコ
パルミジャーノ・・大さじ5
パン粉・・大さじ5
モッツァレラ・・150g
にんにく・・1かけ
・鍋に湯を沸かし、沸騰したら丸ごとの丸ズッキーニを入れて4分ゆで、粗熱をとる。
・ズッキーニの上部を切り取って中身をくり抜く。
・フライパンに油とにんにくを熱し、ズッキーニの中身とじゃがいものジュリエンヌ、塩を加えて強火で5分、弱火で15分炒める。パン粉とパルミジャーノを加える。
・オーブン皿に半分に切ったミニトマト、水1/2カップ、バジリコ少々、丸ズッキーニを並べる。ズッキーニに詰め物とモッツァレラの小片を縁まで詰め、パン粉を散らす。上部を加えて油を回しかけ、180℃のオーブンで1時間焼く。
・バリエーション:ミニトマト2個とモッツァレッラ100gの小角切り、イタリアンパセリ50gのみじん切り、にんにく、ケッパー50g、パルミジャーノ大さじ2、パン粉5つかみ、EVオリーブオイル10ml、水150mlを混ぜる。パプリカに塩10gをまぶして詰め物を詰め、天板に並べて水を入れる。油を回しかけ、200℃のオーブンで30分焼く。
トロンベッタ・ディ・アルベンガ、という長いズッキーニ。
ズッキーニの輪切りはスカペーチェやトリフォラーテなどに。
ズッキーニは詰め物料理に最適の野菜。
野菜のリピエーノは、リグーリアの名物料理でもあります。
そこには、「畑と家がある人は金持ちだ」というリグーリアの格言があります。
野菜の詰め物料理ならリグーリア。
リグーリアの野菜のリピエーノ。
ズッキーニ以外にリピエーノに最適な料理はパプリカ、玉ねぎ、なす、ズッキーニの花など。
野菜のリピエーノは、リグーリアの名物どころか、リグーリアのシンボルなのでした。
=====================================
ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
『ピエトロ・パリージ』
/クオーコ・コンタディーノ
[creapasso.comへ戻る]
====================================
0 件のコメント:
コメントを投稿