秋は栗の季節。栗は北イタリアだけの食材ではなく、南イタリアにも栗を使った名物料理があります。今月の(CIR)には、“豆と栗のズッパ”というバジリカータ料理の解説があります(日本語のリチェッタはP.26)。
栗の料理は粉を使うものと、皮をむいたごろごろの実を使うものがあり、ズッパはごろごろで使う料理の代表。
インゲン豆と栗のズッパ
焼き栗各種。
バジリカータは、メルフィのマロンチーニという大きな栗が名物。マロングラッセ用に人気。その栗と、サルコ―二のインゲン豆というもう一つの名物を組み合わせた料理。
メルフィでは毎年10月の最後の週末はメルフィのマロンチーニ祭り。
祭りでは膨大な量のカルダッロステを作り、アリアニコ・デル・ヴルトゥㇾを組み合わせていいただきます。祭りには栗を使ったバジリカータ料理のスペチャリタが登場。
甘くてコクがあるサルコ―二のインゲン豆。皮がとても薄く、煮る時間が短い。
イタリアでもかなり有名なインゲン豆のよう。
豆と栗のズッパは、戻したいんげん豆をゆでて、ゆでた栗と炒めたパンチェッタを加える。
カンパーニアの栗。
カンパーニアのクリスマスの栗のドルチェ、カスタニャッチ。■■■
栗とスペックのパッパルデッレ。■■■
パッパルデッレや栗の粉のタリアテッレが栗のパスタの定番。■■■
ポルチーニやジビエのソースがよく合う。■■■
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
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