カンポフィローネはマルケ州フェルモ県の町。
マッケロンチーニの話の時以外は、その存在を全く忘れている穏やかな町の名物パスタです。
昔は、このパスタをいかに細く作れるかが、優秀な嫁の判断基準でした。小麦粉1㎏に卵を10個使うこのパスタ。この配合でパスタを打つには腕力も必要でした。
水を加えない固い、細いパスタで、乾燥させた後(30~35℃で24~36時間)は、よく保存することができました。
マッケロンチーニ・ディ・カンポフィローネの作り方、№1
カンポフィローネの中心広場に店を持つ老舗のパスタ店、スピノージは、このパスタの商品化に成功し、それ以来、マッケロンチーニのプロモーションに一族を挙げて取り組んでいます。
ソースをよく吸うパスタなので、合うのはたっぷりのジューシーなソース。普通はパスタの上にソースをかけますが、このパスタはラグーの上に盛り付けて上にもラグーをかけます。(CIR)ではマルケ風ラグーのリチェッタを訳しましたが、肉のラグーが定番です。
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