今月の(CIR)から取り上げるイブの伝統料理。
今日はカボチャのトルテッリ(リチェッタはP.23)。
これはイタリア料理全体で見ても有名な詰め物入りパスタ。
ロンバルディアのマントバの伝統料理。
ポー河流域のバッサ・バターナ地方の街、マントバ↓
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バッサ・パダーナ地方はミラノからマントバまで続いています。
ミラノを含むこの地方はカボチャの産地。
ミラノでカボチャ料理食べたことなかったなあ。
マントバと言えば、ゴンザーガ家とカボチャ。
カボチャのトルテッリは
ゴンザーガ家の宮廷料理として生まれたパスタです。
でも、イタリア中に広く普及していて、トルテッリはイブの夜に、どこの家庭でも食べる料理でした。
甘さと塩気の組み合わせというルネサンス風料理の名残とも言われています。
イタリアで栽培されているカボチャには様々な品種があります。↓
この名前、聞いたことがあると思ったら、今月の(CIRの“パルマ”の記事に写真を載せていました。P.33)カボチャのトルテッリに使われるカボチャとして知られているそうです。エミリア・ロマーニャ地方ではおなじみのカボチャのようですね。
黄色い締まった硬い実で、種の割合が少なく、ヘーゼルナッツのような後味があります。
ズッカ・ヴイオリーナ↓
マントバのカボチャのトルテッリ↓
カボチャだけでなく、マスタードを利かせたフルーツ(スライスしたりんごや洋梨)のシロップ漬け、モスタルダもマントバの名物で、トルテッリにも入る。
マントバのモスタルダ↓
カボチャのトルテッリが名物料理のマントヴァの店、トラットリア・ドゥエ・カヴァッリーニ(webページ)↓
アンティカ・オステリア・アイ・ラナーリもカボチャのトルテッリが有名。長い歴史がある小さなオステリア。スローフードのプレシディのサルーミの盛り合わせ、カボチャのトルテッリなど定番マントバ料理を出す。予約するほうがよい。
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