2020年8月30日日曜日

 最先端の未来の車を生み出す一方で、ストリートフードも愛されるエミリア・ロマーニャ

今月の地方料理、1つめはエミリア・ロマーニャです。

スローフードの地方料理書の最終形態、『イタリア・イン・クチーナ

によると、
少し前まではエミリア地方は車とアルティジャナーレの重要な企業が誕生した地方で、ロマーニャ地方は農業と海辺の観光の地、と言われていた。
しかし現在、ロマーニャ地方は生物多様性に取り組むなど、農業食品の分野で大きな変化を迎えている。

エミリア・ロマーニャ自動車大学

ジベッロのクラテッロ、フェリーノ・サラミ、ピアチェンツァのコッパ、パルマの生ハム、ボローニャのモルタデッラ、パルミジャーノ・レッジャーノなどの豚肉の加工品や乳製品がエミリア・ロマーニャの特産物として知られている。


未来の車を作っている一方で、何世紀も続く伝統を守った食品も作り続けている地方。
伝統と未来を両立させるために、伝統食材は放おっておくと消えてしまうと、職人技の高い評価など、過去と未来をつなぐあらゆる努力をしている。

地域の努力がそのまま現れているのが料理。
その一例が1747年の製造の記録も残っているモデナのバルサミコ酢。
リチェッタは造り手が代々受け継いで守ってきた。

世界一高いビネガーがある地方を代表する料理として取り上げたのは、ストリートフードのピアディーナpiadinaリチェッタは「総合解説」1/2月号p.14。


ストリート・フード・アッラ・イタリアーナ』でリチェッタを紹介しているのは20年間ピアディーナを売っている下の動画のマリアさんのピアディーナ。

ストリートフードだけでなく、リストランテでもピアディーナを出す。
ピアディーナ発祥の店と主張するラヴェンナのリストランテ・カ・デ・ヴェン。1枚ずつ店名のスタンプを押している。

やっぱりストリートフードはこのスタイル。


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ストリート・フード・アッラ・イタリアーナ
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