ワインとピッツァの話、詳細は、「総合解説」2018年7/8月号p.38を御覧ください。
マルゲリータにお薦めのワインは、赤のフリッザンテ“グラニャーノ”でした。
いわば地元のワイン。
次は、マリナーラにお薦めのワインです。
ソースの味のポイントは、トマト、にんにく、オレガノ。
どれもナポリのピッツァの重要な要素です。
選ばれたのは、上質で気取りのないロゼ。
カヴィット・スキアーヴァ・ヴァルデラク2008。
トレンティーノの協同組合のカンティーナです。
ピッツァのビール縛りを取っ払えば、様々なイタリアの個性的なワインの世界が広がります。北イタリアの山と湖に囲まれた畑のぶどうです。
地元からはほど遠いアウェーなワイン。
でも論理的に考えると、ナポリピッツァにぴったり。
こんな環境で栽培されるカヴィットのぶどう↓
スキアーヴァ・ヴァルデラクのぶどうはスキアーヴァ40%、テロルデゴ30%、ラグレイン30%。スキアーヴァは南チロルを代表するフルーティーな品種で、ピッツァやパスタに合うと言われています。
こちらのページによると、イギリス市場の需要に答えて造られたワインのようです。
一方、サルシッチャとフリアリエッリのカレティエラのように、肉系のトッピングにはバルベーラが、フルッティ・ディ・マーレのような魚貝系にはファランギーナがお薦め。
ここにきてようやくカンパーニアのワイン。
ファランギーナ↓
やっぱりピッツァにはなんの縛りもなく美味しいワインを組み合わせたい派。
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