「総合解説」7/8月号のリチェッタの解説。
プリーモの2品目は、フレーゴラ(p.5)です。
今月のプリーモの中では一番印象に残る色合いが美しい料理。
写真は「総合解説」のページをご覧ください。
サルデーニャのクスクスとも呼ばれるパスタですが、日本で目にすることは、多分皆無。
でも、サルデーニャより海外のでの方が人気なんだそうです。
作り方は、陶器の容器に入れたセモリナ粉に塩水を振りかけながらこすって水を吸わせます。↓
粒の直径は2~6mm。クスクスよりやや大きめ。これを乾かしてオーブンで黄金色にトーストするので独特のアロマがあります。
代表的な料理はトマト入りのアサリのミネストラ↓や、
マグロやナス入りのミネストラ。湯でゆでるのではなく、直接スーゴで煮るのが特徴。リゾットと同じです。
出汁がよく出る貝や甲殻類と相性がよいパスタです。
アサリとムール貝のフレーゴラ
出来上がったフレーゴラごった煮的な印象が、「総合解説」の料理は、仕上げに散らしたエディブルフラワーの紫色でキリッと締まり、上品なグランシェフの料理に姿を変えています。
リチェッタの解説、次回はドルチェです。
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