ヴェネチア潟料理の店の話、今日も続けます。
『V&S』の記事、“ヴェネチア潟料理の店”の解説です。
ヴェネチアやその周辺で楽しいのが、“バーカリ・エ・チケーティ bacari e cicheti ”。
チケーティとは、ストゥッツィキーニのことで、つまりワインのつまみ。
ラテン語で「ごく少量」という意味の ciccus という言葉が語源だそうです。
言うなれば、イタリア版タパス。
食事の前に、バーカロと呼ばれる立ち飲みバーに寄って、チケーティを食べながらワインを一杯。
顔見知りとおしゃべりを楽しんだら、次の店に移動してまた一杯。
普段、立って食べたり飲んだりするのに慣れていない人がこれをやると、すぐにギブアップして、椅子のある店を探したくなりますよー(体験談)。
バーカロのチケーティは、パニーノやコロッケなど、手で食べることができるものが中心。
venicexplorer.net
オステリーアのシーフードのチケーティの盛り合わせ, photo by Kars Alfrink
有名バーカロの一つ、ド・モーリ, photo by Rob
有名バーカロ巡りをした人のブログ。
写真から雰囲気が伝わってきます。
最初の店が、ド・モーリ Do Mori 。
aaaaccademiaaffamatiaffannati.blogspot.com
こんな店もあります。
www.labottegadigio.it
有名店を巡るのもおもしろいし、行き当たりばったりで入ってみるのも楽しいですよね。
渋めの店、若い人が集まる店、色々あります。
今日のおまけ。
今年のヴェネチアのカーニバルの様子です。
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関連誌;『V&S』2007年7月号
“ヴェネチア潟料理の店”の翻訳は、「総合解説」'06&'07年7月号、P.31に載っています。
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