から、“クロスティーニ・ネリのヴィンサント風味Crostini neri al Vin Santo”のリチェッタを訳してみます。
フィレンツェ生まれで出版と飲食業の分野で経験を積み、フィレンツェの食文化に詳しいジャンマルコ・マッツァンティGian Marco Mazzantiのリチェッタ。
レバーのクロスティーニトスカーナ風。
材料/4人分
鶏レバー・・250g
香味野菜(玉ねぎ、セロリ、にんじん)・・150g
唐辛子・・1本
マジョラム・・数枚
塩漬けケッパー・・30g
ヴィンサント・・リキュールグラス2杯
赤ワイン・・1カップ
ブロード・ディ・カルネ(好みで)
パーネ・カゼレッチョ・トスカーノ
EVオリーブオイル、塩
1.レバーに残った脂身や筋などをきれいに取り、粗く切る。
2.陶器の浅鍋で香味野菜、唐辛子、マジョラムのみじん切りと一緒に油少々で乾燥しないようにしんなり炒め、レバーを加えてなじませる。
3.色が変わったらワインをかけてアルコール分を飛ばし、20分ほど煮る。必要ならブロードを加える。
4.火を止める数分前にリキュールグラス1杯のヴィンサントを加える。数分休ませてすすいで塩を落として水気をふき取り、ナイフ(ミキサーは使わない)で粗く刻んだケッパーを加える。
5.パンを厚さ1㎝弱、幅5㎝にスライスし(2口で食べ終わるサイズ)、トーストして片面だけにヴィンサントをかける。アッフォガートしない。反対側にレバーをのせる。
パーネ・トスカーノ。
《トスカーナの人は動物のあまり一等でない部位が大好きだ。家禽なら鶏、ホロホロ鳥、うさぎなど、さらにもっと大型の動物や牛などだ。これらはどれも、“クイント・クアトロと呼ばれる”内臓が美味しい。内臓を使ってクロスティーニのような前菜にする》
材料/
鶏レバー・・400g
ビネガー・・1/2カップ
バター・・100g
玉ねぎ・・1/2個
ブロード・ディ・カルネ・・100ml
塩抜きしたケッパー・・40g
オイル漬けアンチョビ・・4枚
セージ、塩、こしょう
1.レバーを水とビネガーで10分マリネする。
2.玉ねぎのみじん切りとセージをバターでソッフリットにし、レバーを加えて15分熱する。塩、こしょうして熱いブロードをかけ、レバーをミキサーにかける。
3.ケッパーとアンチョビ、小片にした残りのバターを加える。
4.バゲット1/2本を厚めにスライスしてトーストし、レバーをのせて油をかける。
※.これは伝統的なリチェッタだが、ケッパーとアンチョビなしで作ってもよい。これらを加えないとレバーの味が強くなる。
本にはクロスティーニ・ロッシ・ピッカンティcrostini rossi piccantiのリチェッタもあります。
カラブリア中に広まっているスプリンガの辛いサルーミ、ンドゥーヤを使ったクロスティーニ。豚肉の残り物を使った1品がルーツのクロスティーニ。
ンドゥーヤ。
クロスティーニ・ロッシ・ピッカンティ。
材料皮むきトマト・・200g
唐辛子・・1本
にんにく・・2かけ
EVオリーブオイル
オレガノ、塩、こしょう
1.フライパンに油少々、にんにく、唐辛子を入れすぐに粗く切ったトマトを加え、仕上げにオレガノ、塩、こしょうを加えて煮詰める。
2.固くなった田舎風パンを4枚スライスしてトーストし、きつね色になったらスーゴをのせて粗熱を取ってサ―ヴする。
※熱いパンににんにくを軽くこすりつけてもよい。
グイド・トンマージの傑作地方料理シリーズのトスカーナ料理の本『クチーナ・トスカーナ』
には様々なクロスティーノが紹介されています。その中の1つ、新オイルをかけるフェットゥンタfettunta con olio nuovoは・・・。
には様々なクロスティーノが紹介されています。その中の1つ、新オイルをかけるフェットゥンタfettunta con olio nuovoは・・・。
材料/4人分
天然酵母の薪で焼いたパーネ・トスカーノ
にんにく・・2かけ
たつぷりの新オイル
塩、こしょう
1.パンを厚さ約1.5㎝にスライスし、あぶってにんにくをこすりつける。塩、こしょうして新オイルにパンを浸し、すぐに食べる。
イタリアの地方料理を基礎から教えてくれる本、『クチーナ・レジョナーレ・イタリアーナ』
クロスティーニはパンをスライスしてさらに4枚に切り、両面に油をかけて180℃のオーブンできつね色にトーストします。
タプナードのクロスティーニの場合はオリーブ、アンチョビ、ケッパーを包丁かミキサーで刻んでボールに入れ、にんにく、バジリコ、レモンの汁と皮を加えてオリーブオイルと混ぜて塩味を整えます。サーブする直前にクロスティーニに塗ります。
タプナードのクロスティーニ。
おせちに飽きた頃にピッタリの料理。
今日の話は(CIR2023年8月号)の料理、“エビのマリネ、ズッキーニ、玉ねぎのクロスティーニ”の解説です。料理の日本語のリチェッタと写真はP.2。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
【地方料理、シリーズ】
new 『イジニオ・マッサーリ』
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クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)、(CIR2021年12月号)、(CIR2022年1月.号)、(CIR2022年2月号)、(CIR2022年3月号)、(CIR2022年4月号)、(CIR2022年5月号)、(CIR2022年6月号)、(CIR2022年7月号)、(CIR2022年8月号)、(CIR2022年9月号)、(CIR2022年10月号)、(CIR2022年11月号)、(CIR2022年12月号)、(CIR2023年1月号)、(CIR2023年2月号)、(CIR2023年3月号)、(CIR2023年4月号)、(CIR2023年6月号)、(CIR2023年7月号)、(CIR2023年8月号)
(hpはシステムのトラブルで長期間更新していませんでしたが、サーバーが終了するようなので、今月で閉鎖しました。ブログは残ります。)最新情報はすべてブログでお知らせします。
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