2025年11月4日火曜日

シチリアのリコッタ。

アーモンドがきっかけで、シチリアのドルチェの話になりました。
誌タリアのシンボル、カンノーリの話から入りましたが、その中で、パレルモの南にカンノーリのメッカとなっている村がある、ということを知りました。15世紀にシチリアに移民してきたアルバニア人が造った村、ピアーナ・デッリ・アルバネージPiana degli Albanesiです。村の周囲の牧草地帯で作られた美味しいリコッタが、このカンノーリの魅力だそうです。
シチリアのリコッタも、この島のドルチェや料理の大切な食材。カンノーリには欠かせない。

ピアーナ・デッリ・アルバネージ。

カンノーリのポイントはリコッタクリーム。

イタリアで初めて人がパスタにチーズを山盛りにかけてる姿を見た時に、どんだけかけるの?と思ったのと同時に、自分ももっと山盛りにかけていいんだ、と気が付きました。それ以来、チーズは、ぱらぱら薄~く散らすんじゃなくてどかっと山盛りにのせるようになりました。カンノーリのリコッタクリームもたっぷり詰めなきゃ意味ないじゃん。

リコッタクリーム。

リコッタ・シチリアーナ。

ミラノやローマといった北や中央イタリアの料理しか知らない時に初めてシチリアに行くと、南のチーズの主流はリコッタ、ということを強く感じます。

シチリアの山羊のミルクのリコッタの朝食。


毎朝ミルクを絞ってリコッタを造る。

美味しいブッラータを食べるためにプーリアのアンドリアまで行ったことあるけど、その時食べたブッラータは、今まで食べたチーズの中で一番ショックでした。新たなショックを求めて、新鮮なリコッタを食べるためにシチリアに行くのもいいなあ。

次のシチリアのドルチェはカッサータ。

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【地方料理、シリーズ】

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