(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)では、イタリアの地方料理を1年を通して解説しています。12月号はもちろんクリスマス料理と北の料理が主役。
“アルプスのクリスマスの新しいスタイル”の記事の1品目は、“ほうれん草とリコッタのクラブフェン”。日本語のリチェッタはP.25
今日のお題は、クラプフェンkrapfenです。
まずすぐ感じるのが、これはイタリア語にはない発音。
それもそのはず、クラブフェンのルーツはオーストリアです。
17世紀にグラーツで生まれたカーニバルの揚げ菓子だそうです。
グラーツはオーストリア第二の都市。
グラーツからウイーン、オーストリアが統治するロンバルド=ヴェネト王国へと伝わった。
そして特に現在のトレンティーノ=アルト・アディジェ地方に広まった。
このクラブフェンの姿と、アルト・アディジェという地名。
これはスッドチロルや北イタリア以外では、ボンボローニと呼ばれる揚げ菓子。
ボンボローニは別名イタリアンドーナッツ。
クラブフェンはウィーン名物のドーナッツ。
揚げ菓子は世界中のカーニバルのお菓子。
ボルツァーノのカーニバル。人々が素朴で南米のカーニバルとは別物。
ナポリのカーニバルの揚げ菓子はグラッフェgraffe。じゃがいも入り生地
ナポリのカーニバルは、かなりラテン系。
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