2023年12月7日木曜日

チェルビアのサーレ・ドルチェはポー河とアドリア海に接する自然保護区で造られるオリゴミネラルが豊富で苦みがない甘い塩。

今日は『サーレ・エ・ペペ』9月号から、(CIR)に訳しきれなかった話。
塩です。
イタリアのブランド塩について。
まずはチェルビアの塩sale di Cervia。
エミリア・ロマーニャ州のラベンナ県の塩です。

イタリアの塩というとシチリアというイメージですが、チェルビアは北イタリアの海辺のリゾートタウンです。
ポー河の国立公園の自然保護地区で造られている、ブルーグレーがかった未精製の白い海塩です。オリゴミネラル分が豊富で苦みがなく、“甘い塩sale dolce”と呼ばれています。エレガントな味で、手の込んだ魚料理やドルチェ、チョコレートに合います。

チェルビア

チェルビアの塩フェス。

チェルビアのサーレ・ドルチェ。

チェルビアの塩は未精製の塩というのが他の塩と比べた時の特徴。そのためオリゴミネラルが豊富。オリゴミネラルは免疫機能改善や腸内フローラのバランス改善、ミネラルの吸収促進など、かなり体によさげな成分。サーレ・ドルチェという二つ名が示す通り、苦みがない塩です。なので生ハムやチーズなど、塩を使う保存食にも多用されています。

牛ヒレ肉のチェルビアのサーレ・ドルチェのレンガ焼き




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