2023年10月21日土曜日

サルデーニャの食文化の基礎を作るのは小麦。代表的パスタはマッロレッドゥス。

今日の(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)のリチェッタは、サルデーニャのカンピダ―ノの方言で子牛という意味のパスタ、マロレッドゥスmalloreddus(日本語のリチェッタはP.4)。
サルデーニャを代表するセモリナ粉のサフラン風味のパスタで、サルデーニャ以外では、ニョッケッティ・サルディgnocchetti sardiという名前で知られていて、南伊のひっかくパスタ、カバテッリcavatelliの仲間です。棒状に伸ばした生地を長さ1㎝にカットした姿はインゲン豆に似てると言われますが、これに筋をつけながらカールさせた姿は、ミルクでお腹がパンパンに膨らんだ子牛に似てるそうです。

マッロレッドゥス。

カバテッリ。

サルデーニャのオリスタ―ノ地方。

サルデーニャの味。

海を通してパスタの中心地シチリアやリグーリアとつながっているサルデーニャのパスタやパンは、明らかに独自の進化を遂げた。

マッロレッドゥス・アッラ・カンピダネーゼのサルシッチャのラグー。

材料/
サルシッチャ・フレスカ・・200g
トマトのパッサータ・・400g
サフラン・・1袋
玉ねぎ・・1/2個
にんにく・・1かけ
塩、EVオリーブオイル

・玉ねぎとににんにくのみじん切りを油で5分ソッフリットにする。
・腸を取ってほぐしたサルシッチャを加えて5分炒める。
・トマトのパッサータを加えて20分煮て塩味を調える。
・煮上がる5分前にサフランを加える。

サルデーニャの個性豊かなパスタたち。Culingionis

アサリのフレーゴラ。



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