2023年3月12日日曜日

ロシア産天然キャビアは実際にはポーランド産の養殖ものらしいけど、キャビアの食文化はれっきとした超リッチなロシアの貴族が築き上げたもの。今後、キャビアからロシアのイメージは一掃させるのか。

カーニバルの話はこのくらいにします。
2月は、カーニバルの他にもう1つ、イベントがありました。
もう忘れてるかもしれませんが、バレンタインデーです。
ロマンチックなことが大好きなイタリア人にとっては欠かせないイベントです。
料理雑誌でも毎年取り上げられるテーマですが、今年は、ちょっと趣を変えて、バレンタインデーのワインに合う料理、というテーマを考えました。
チョコレートについてはかなりクールな扱い。
バレンタインデーのカップルの食事の必須定番アイテムは、シャンパンとキャビアです。
そしてキャビアといえばブリニ。
バレンタインデーのカップルのための典型的な前菜、マグロのタルタルの牡蠣とキャビア添え。

キャビアと言えばロシア産ですが、こんなご時世じゃロシア産キャビアを食べてる場合じゃないという世論が一般的。下の動画では、現在は養殖されたチョウザメからキャビアを取るので主流はロシア産の天然ものじゃなくてポーランド産と主張しています。


キャビアは庶民とは縁遠い食べ物で、ロシア貴族の食文化とかなり強く結びついています。
キャビアにつきもののブリニもロシアのパンケーキです。

ストリートフードとキャビアは絶対合わない組み合わせだけど、ビバリーヒルズでは可能らしい。

組み合わせるワインはフェラーリのスプマンテ、トレント・ペルレ・ロゼ・リゼルバが合うそうです。
アモーレとか言うと、聞いてるほうはモーレツに照れくさい。しかもキャビアにシャンパンなんて、キザすぎて苦しい。



カボチャのクリームとキャビアのブリニはキャビアとカボチャの組み合わせで、ほっとするくらい過度なキザさが軽くなってます。リチェッタは CIR2月号P.21です。
   
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