この料理の特徴は、地味なこと。
ピエモンテのリグーリアとの州堺の地方、アレッサンドリアの農民料理です。
料理のベースは道端に生えている野草。イラクサ、ボリジ、ポップ、スイスチャード(フダンソウ)など。
生地に小麦粉が入らないのも特徴。
ラバトン
『パスタ・フレスケ・エ・ニョッキ』
ラバトンがお勧めの店、ラ・ピオラ(webページ)。
によると、ニョッキは、小麦粉と水の生地を小さな筒型にしたもので、北イタリアの山間部や中央イタリアを中心として、じゃがいもがイタリアに伝わる前からイタリア中の家庭料理に普及していた。東北イタリアではシナモンやココア入り、ピエモンテでは山のチーズや栗やカボチャの粉を使ったりする。パスタのない詰め物入りパスタともみなされている。
ラバトンは地方料理のニョッキの一つで、他にアルト・アデイジェのカネデルリ、ロンバルディアのマルファッティなどがある。
カネデルリ・イン・ブロード
マルファッティ。
アレッサンドリアはナポレオンのフランス軍とオーストリアのマレンゴの戦いの舞台になったことで歴史に名を残す地方。
戦場となった平野はピエモンテのヤギが夏の放牧地へ移動する移牧の地。
そのためリコッタは豊富にありました。
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