scuola ABCの記事なので、初心者向けのリチェッタです。
日本語のリチェッタは(CIR)5月号P.4です。
オイル漬けソラマメを使ったリチェッタはたまーに見ます。
チーズとサラミとトーストしたパンを添えるのが季節の定番の田舎風食べ方です。
サラダに入れたり、ゆでた魚の付け合わせにしたり、ピューレ、ズッパ、トルタ・サラータにします。
ちなみに先月の主役はグリーンピースでした。
イタリアンのグリーンピース料理は、ラツィオ料理のコントルノ、グリーンピースとハムpiselli al prosciuttoや、ピゼッリ・アッラ・フィオレンティーナpiselli alla fiorentinaなど。
ピゼッリ・アル・プロシュット。
ピゼッリ・アル・プロシュットpiselli al prosciutto
材料/2人分
グリーンピース・・300g
ハム・・20g
玉ねぎ・・30g
EVオリーブオイル、塩、こしょう
・玉ねぎの薄切りを油で焦げないようにソッフリットにし、グリーンピースを加えてなじませる。蓋をして弱めの中火で10分熱する。蓋を取って水気を飛ばす。
・小角切りにしたハム、塩、こしょうを加え、蓋をしてハムがしんなりするまで熱し、火を止めてかき混ぜる。熱々をサーブする。
ピゼッリ・アッラ・フィオレンティーナpiselli alla fiorentina
グリーンピースのフィレンツェ風は毎年春になると紹介していているリチェッタ。
春になると食べたくなるコントルノです。
今年はナポリのパスタなんてどうでしょう。
パスタ・エ・ピゼッリpasta e piselli。
パスタの定番はトゥベッティtubetti。この料理でぐらいしか食べる機会がなさそうな、グリーンピースと同じサイズの小さな穴あきパスタ。コントルノ感が強いパスタです。
ナポリにはあらゆる豆とそれに最適のパスタを組み合わせた料理があります。
材料/4人分
生のさやむきグリーンピース・・700g
トゥベッティ・・300g
パンチェッタ・・80g
玉ねぎ・・1個
EVオリーブオイル・・大さじ4
塩、こしょう、おろしたパルミジャーノ
・大きなフライパンでパンチェッタと玉ねぎの薄切りを油でソッフリットにする。
・玉ねぎが透き通ったらグリーンピースを加えてレードル2杯の水をかけ、10分煮る。
・塩とパスタ用の水適量(水気が多すぎない程度)を足し、火を強めてパスタをゆでる。
・パスタを取り出し必要なら塩、こしょうし、パルミジャーノを散らす。
ローマ料理にはソラマメとペコリーノやソラマメとグアンチャーレなどの名物もあり、春の緑の豆はイタリア中で愛されています。
グリーンピースの収穫
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