名前が変わりました。
よろしくお願いしします。
今月のリチェッタのプリーモ1品目は、“カボチャとゴルゴンゾーラのペンネ”です。
カボチャとゴルゴンゾーラ、この相性バツグンの組み合わせ、まず取り上げるのは、ゴルゴンゾーラです。
ゴルゴンゾーラはロンバルディアのチーズ。
ブルーチーズは北のチーズです。
州都ミラノから18km離れたゴルゴンゾーラという街が発祥地です。
ゴルゴンゾーラはこんなとこ↓
ミラノ近郊が発祥地という情報は、ミラノにいると綺麗サッパリ忘れているので、ゴルゴンゾーラに行ってみようと思ったことはなかったなあ。
ちなみにDOC製品になった時に設立された管理組合はノヴァーラにあります。
本部はカーメリにあるテニメント・アル・カステッロというレストラン↓。
こここそが。ゴルゴンゾーラファンの目指す場所かも。
このチーズの誕生については様々な伝説が伝わっています。
その代表的なのが、10世紀頃、ゴルゴンゾーラ村の宿屋の主人が、食料庫でカビが生えて緑色になっているストラッキーノチーズを見つけて、捨てるのはもったいないと客に出したらなんと大評判になったというもの。
色んな意味で、怖い。
ストラッキーノ↓
別の説では、ある農家の若者が恋人とのデートに夢中になって、加熱鍋にカードを入れたまま一晩中忘れてしまった。そこで翌朝、これをできたてのカードに加えてかき混ぜてみた。しかし、前の晩のカード(酸味が強い)は朝のカードとは完全に混ざらず、シワや隙間の多い生地になってしまう。この生地を熟成させたところ、チーズの中にカビが生えてしまった。ところが味は上々で、人気のチーズになったのだった。
前の晩のカードに朝のカードを加えるのはドッビオ・パスタと呼ばれる製法。
ゴルゴンゾーラの愛称はゾーラ。
管理組合のマークは、ちょっと控えめなかわいい“g”。
ゴルゴンゾーラがイタリアに広まった一因は管理組合のTVCM。
ゴルゴンゾーラの普及と研究を目的に信者会が結成されたのもノヴァーラ。
ヴァッレ・ダオスタのブルーチーズ、ブルー・ダオスタ↓
自家製フレッシュチーズの本、『フォルマッジ・フレスキ・ファッティ・イン・カーザ』
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『フォルマッジ・フレスキ・ファッティ・イン・カーザ』
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