ご近所が、ズッキーニの花がたくさん咲いたと言っていたので、
今日はズッキーニの花のリチェッタでも。
下の動画では一番最初に言ってますが、ズッキーニの花もカボチャの花も区別はしていないんですね。
実がつく雌花と実がつかない雄花があって、料理に使うのは雄花。花の中には中央に太い雄しべが1本あります。雌花の中には3本が固まってあります。
収穫する時は、受粉用に雄花と雌花はある程度残しておきます。
朝は花が開いて虫が入る可能性があるので、収穫は受粉が終わった午後に行います。
花に茎を2cmつけて切り取り、ガクを取ります。
茎を切り取って花を開き、雌しべをつまみとります。
トスカーナのズッキーニの花の収穫
ズッキーニの花の下処理と、基本の料理
基本のズッキーニの花のフリット。fiori di zucca fritti in pasatella
ズッキーニの花・・20個
小麦粉・・100g
水・・150ml
卵・・1個
塩、EVオリーブオイル
・小麦粉と水を混ぜて衣にする。塩少々、卵を加える。
・ズッキーニの花は雌しべ類を取って下ごしらえする。
・油を熱し、ズッキーニの花に衣をつけて揚げる。
ダビデ・オルダーニシェフのモダンなイタリア料理の本(売り切れました)、『メイド・イン・イタリー』
によると、ズッキーニの花はイタリアでもっとも普及している食用の花で、揚げたり、ソテーにすることが多い。ローマ料理のページで紹介されている。
グイド・トンマージのお勧め地方料理シリーズ『ローマ』
によると、ズッキーニの花のフリットは、イタリア各地の地方料理として知られているが、ラツィオやローマでは特に、プロボローネとアンチョビを詰めるフリットで知られている。
によると、ズッキーニの花のフリットは、イタリア各地の地方料理として知られているが、ラツィオやローマでは特に、プロボローネとアンチョビを詰めるフリットで知られている。
本から詰め物入りフィオーリ・フリッティ。Fiori frittiのリチェッタを訳してみます。
材料/4人分
ズッキーニかカボチャの花・・500g
小麦粉・・200g
ガス入りミネラルウオーター
塩漬けアンチョビ・・10枚
フィオルディラッテかプローボラ・・200g
揚げ油(ピーナッツ油)、塩
・花を下ごしらえして粗い、水気を拭き取る。
・チーズを細かい小角切りにして水気を切る。
・小麦粉と塩少々にミネラルウオーターを少しずつ加えてゆるい衣にする。
・花にチーズ1、2片とアンチョビ1片を詰め、先端をねじってしっかり閉じる。
・さっと衣をつけ、すぐに熱した油に入れてさっと揚げる。
・シートに取って油を切る。
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