今日のお題は豚肉のリブロースのグリルです。
イタリアで子羊肉のアッロスティチーニが大流行している様子を見るにつけ、羊飼いのいない日本ではなあ・・・、と思うのですが、子羊以外にも炭焼きグリルにすると美味しい肉、もちろんあります。
イタリアのバーべキューの定番は、豚肉のコスティーネ、スペアリブ。
材料はスペアリブとローズマリー、塩、こしょうだけ。
超シンプル。やはり肉がすべて。
作り方は、
・炭で焼くが、なければオーブンでもよい。
・ローズマリーで香りをつけて約30分焼き、塩、こしょうする。
これだけ。
トスカーナ風豚スペアリブのロスティンチャーネrostinciane。
・豚のスペアリブ1枚の骨の間に切り込みを入れる。
・シブレット、タイム、セージ、ローズマリー、イタリアンパセリ、ケッパー、にんにくをみじん切りにし、EVオリーブオイルを加える。
・これを肉に両面塗って塩、こしょうし、オイルを回しかける。ローリエを散らしてにんにく1玉とローズマリー数枝を加え、再びオイルを回しかける。200℃のオーブンで20分焼き、裏返してさらに20分焼く。
フライパンで焼く人もいました。フライパンだと液体を加えられるので、この人はワインやブロードをかけて焼いて、仕上げに卵とじにしてます。
ノンナが作ってくれたような懐かしい料理の本、『ピアッティ・ディメンティカーティ』
にも、フライパンで蒸し焼きにする豚のリブロースの料理がありました。
どうやらグリルよりジューシーに柔らかく焼き上がるので、ノンナなノンノには好評のようです。
でも、若者にはグリルが人気なんだろうなあ。
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グイド・トンマージの地方料理シリーズ『トスカーナ』
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