今日のお題はイタリアのトリュフ王国の一つ、アックアラーニャです。
そう言えば以前、トリュフ好きで知られるロッシーニのお気に入りは、アックアラーニャのトリュフだと、何かで読みました。
トリュフは一年中採れ、まず黒で始ます。
まず黒にまり、次に白、ビアンケット、黒のサマートリュフことスコルゾーネと続きます。
そして11月は白トリュフ、マニャトゥム・ピコの最盛期。
10~11月は各地で品評会が開かれ、バイヤーだけでなく、観光客も大勢訪れます。
アックアラーニャはモンテフェルトロと呼ばれる地方の一部で、その中心地はウルビーノ。
この地方はトスカーナ、ウンブリア、エミリア・ロマーニャの3つの州の境界線に囲まれているため、これらの地方の影響を強く受けてきました。
2019年のアックアラーニャのトリュフのフィエラのPV。
最後に登場した人たちは、見事にこの地方を代表する人たち。
おそらくマルケを代表する成功者。
まずブルネロクチネリはマルケじゃなくてウンブリアの高級ファッションブランド。
中部イタリアの自然からインスピレーションを受けたようなPV。
こちらのページによると、労働者の尊厳を守る企業理念がブランドの価値を高めていることで知られる企業。
ブルネロクチネリ↓
そしてマルケを代表する3つ星の料理人、マウロ・ウリアッシ。
セニガッリアの海沿いに1990年にオープンしたリストランテ・ウリアッシのシェフ。
軽くてモダンな料理を作りますが、マルケのストリートフードの専門家としても知られています。
ホテルの厨房で育ち、フェラン・アドリアから影響を受けた、と語っています。
マルケ料理はマーレ・エ・モンティの料理。
店は海から5mの場所にあるが、振り返れば丘陵地帯だ。
魚も出せばジビエも出す。
リストランテ・ウリアッシ↓
モンテフェルトロの中心ウルビーノとグッビオはアックアラーニャから車ですぐ。
トリュフを味わうついでに訪れるのにはピッタリ。
ウルビーノはイタリアのルネサンスの中心地でラファエロの出身地。
ウルビーノ。
グッビオは陶器の町として知られている。
この地方の料理は、野菜、肉、チーズが主役。
チーズの中ではマルケで一番古いチーズと言われるカショッタ・ディ・ウルビーノが知られている。
羊のミルクがベースの短期熟成チーズで、ミケランジェロはこのチーズが大好きで、ローマでも食べることができるように農場を買い取って送らせていたほどだった。
この地方の旅はアグリトゥーリズモがお勧め。
カショッタ・ディ・ウルビーノ
いつかこの地に行く時のために情報を集めようと思っていたら、広がりすぎてとりとめがなくなってきました。
ブルネロクチネリは覚えた。
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