今月の「総合解説」で紹介したエミリア・ロマーニャ料理は、ピアディーナ、カッペッラッチ、ブラョーレ・ディ・マイアーレの3品でした。
カッペッラッチは、フェラーラの名物料理です。
そう言えば、フェラーラもエミリア・ロマーニャ地方の街でした。
カッペラッチ(リチェッタは「総合解説」11/12月号P.14)はカボチャの詰め物入りパスタ。
こちらのページによると、
エステ家の宮廷で生まれました。
よく比べられるのがトルテッリ・ディ・ズッカ。
カッペッラッチ・ディ・ズッカ。
共通点は詰め物のカボャ。
カボチャはマントバの名物。
でもマントバはゴンザーガ家が支配したロンバルディア州の街。
ゴンザーガ家とエステ家は同盟関係にありました。
カッペッラッチという名前は、形が農民がかぶる麦わら帽子に似ているところから。
ハロウィン料理としてポピュラーになりつつあるちょっと今どきの料理。
マントバのカボチャ
もう一つ、明確な違いがあるんですが、わかるかな。
ヒントは詰め物です。
フェラーラのカッペッラッチは肉が入らないマーグロな料理でした。
ソースにはラグーをかけることもあるようです。
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