今日のお題はカクテルです。
バカンスの季節が近づいて、もうウキウキ感が止まらくなってるなー。
今月の「総合解説」の『サーレ・エ・ペペ』の記事、
“編集長のエッセイ”(P.11)のビジュアル解説です。
質問。去年、世界で最も飲まれたクラシック・カクテルは何でしょうか?
ヒントはイタリアで一番有名でシンプルなアペリティーボです。
去年は誕生して100年でした。
まあ、イタリア語の名前の有名なカクテルといえば、アレぐらいしかないですよね。
そう、ネグローニです。
国際バーテンダー協会のイタリア人名誉会長の本で、アマチュアイタリア人向けのカクテルの本、『マニュアル・デル・バーマン』
によると、1919年にフィレンツェのカフェ・カソーニで、カミッロ・ネグローニ伯爵の注文で、バーテンのフォスコ・スカルセッリが、アメリカーノのジンが多めのバージョンとして作った、とのこと。
もちろん、そのあたりの話は「総合解説」にばっちり訳してあります。
本には、ジンの代わりにウオッカで作るとネグロスキー、とあります。
この手法(ダジャレ)で作ればいくらでも楽しいカクテルができそうだなあ。
ジンの代わりにスプマンテを加えたものは“ズバリアート(間違い)”たそうです。
ネグローニ家は、トレヴィーゾに蒸溜所を作ってオリジナルのネグローニの製造販売まで始めたそうです。
ネグローニ・ズバリアート
こちらのページによると、
残念ながらスパッラ通りとトルナブオニ通りの間にあった歴史的カフェは、カフェ・ジャコーザに変わった後、数年前になくなったそうです。
閉店した時はニュースに。
記事では、他に、マンハッタン、ダイキリ、サイドカー、モスコミュールのエピソードも紹介しています。
なんだか、昔居酒屋でよく飲んだカクテル、だいたい入ってるなあ。
マリリン・モンローが有名にしたのは『お熱いのがお好き』のカナディアンウイスキーの代わりにバーボンを加えたマンハッタン。
『お熱いのがお好き』トレーラー。
わざわざ間違えたバージョンを再現するファンも多い。
「総合解説」
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