でも、よくあることですが、そのまま忘れていたのですねー。
ほんとによくあるので、ご希望の本があたらご案内し忘れている場合もあるので、とりあえず、こんな本ないですか、とお問い合わせいただけるとうれしいです。
『la cucina pugliese』
かなり小型の本です。
写真はなく、唯一の写真が、この表紙のオリーブ。しかも何日もかけて生のオリーブの実を食べれるようにするのはどんなに大変か、プーリアの農家は何世紀もかけておいしい食べ方を探してきた、ということを調べた直後のこと。
この写真のオリーブを見ると、この写真を選んだ人が、プーリアの食文化をいかに強く愛し、深く結びついているかが、ひと目でビビビッとわかる見事な写真でした。
いったい誰の本だろう。
著者はAllan Bayアラン・バイさん。
たくさんの料理書を書いている人です。
エノガストロノミーの専門家のジャーナリスト。
政治と経済を勉強した美食家で、料理と食文化史を愛するインテリです。
彼は子供時代をバーリで家族とともに過ごしました。父親もバーリの人。
彼の食文化への興味の根底には、南イタリアのDNAが流れています。
アラン・バイ氏
オリーブの苦味抜きの方法を調べて感じたのですが、プーリアの農家は、親から子へと口頭で伝えたので、各家庭ごとに言うことが違うし、料理書もなく、そのリチェッタを調べるのはすごく大変、ということ。
それでは、どんなリチェッタが収められているのか、見てみましょう。
ん?
プーリア料理って、どんなものが・・・。
これが世界中がイメージするプーリア料理。の理想的な姿。
バーリ市街の路地に出したテーブルで、ベテランのおばちゃんたちがおしゃべりしながらオレッキエッテを作る。
家族はプーリア料理の大切な要素。
この家族経営のオレッキエッテリアは3代目。
次回はリチェッタを訳してみます。
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