月に一度のイタリア食べ歩きの旅ガイド、今月はアンツィオとネットゥーノです。
先日はフィウミチーノの店を紹介しましたが、ローマの人が休日を過ごす近郊のこのあたりは、さすがにレストランも充実してますね。
偶然ですが、アンツィオは先月、ロモロ・アル・ポルトという店を紹介した時にさらっと紹介したので(こちら)、基礎知識はあったので今回の『ガンベロ・ロッソ』の記事を訳す時に、とても役に立ちました。
それでは、ローマを拠点にしているグルメな旅人が、次に目指す目的地の1つ、アンツィオの食べ歩き旅に、出発です。
ロモロ・アル・ポルトの時は、アンツィオという町だけ出てきて、ネットゥーノという町には、まったく触れていませんでした。
アンツィオとネットゥーノをセットで検索すると、第二次大戦の上陸作戦の話ばかりが見つかります。
「総合解説」の記事の冒頭部分を読めば、この地方のかつての空気感がすぐにわかります。
そもそも、アンツィオとネットゥーノは2つ合わせてネットゥーノというコムーネでした。
かつて、ヴァカンスと言えば避暑地やきれいな海辺で過ごすことを意味した時代、このあたりはローマの知識階級の別荘地でした。
そしてその黄金時代は、1944年に装甲車が上陸して、リバティースタイルの部屋がアメリカ軍の将校の司令部になった時代に終ったのだそうです。
そしてその後数十年に渡って、アンツィオは新しい姿に生まれ変わり、地中海最後の自然を残すビーチや、ローマの遺跡、自然保護区、漁港などが観光名所となりました。
ネットゥーノ、アンツィオ、チルチェオ
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漁港とレストランは切っても切れない関係です。
高級魚はガイドブックで高評価の高級店が仕入れます。
市場で売れないような魚は、港のそばにある漁師のオステリアの料理になります。
アンツィオの港では午後になると漁から戻った漁師が新鮮な魚を売っています。
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アンツィオのリストランテ
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アンツィオでは、漁師さんがやってるオステリアに行くのが一番のようです。
ということは、市場で魚を買いながらの情報収集が最適ですね。
さらに、記事でお勧めのエノテーカはこちら。
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お勧めのジェラテリーアはこちら。
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最後はラツィオのドルチェ、ワイン入りチャンベリーネ、“ウブリアケッレ“
。
リチェッタは「総合解説」にあります。
レストラン等の情報も「総合解説」を御覧ください。
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“グルメ旅~アンツィオとネットゥーノ”の記事とリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2016年8月号に載っています。
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